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2012年4月17日

35年の歴史とクオリティ。楽しくみんなでひとつに  ―女声合唱団 響―

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2年に1度の演奏会へ向け全力で練習。練習後の食事会もお楽しみ

 市民による女声合唱団は数多くある。しかし、30年以上も継続し、クオリティを保っている女声合唱団となると、そう多くないだろう。今年で35周年を迎えた高槻市の「女声合唱団 響」は、そんな『歴史もあり質も高い』女声合唱団だ。代表の森岡昌子さんによると「前身の団体から数えると今年で35年連続、高槻市合唱祭(主催・高槻市合唱連盟、4月15日開催)に出場します。表彰も受けることになっているんですよ 」。

 練習は毎週金曜日。月に3回はカウンターテナーのソリストとして活躍する安藤愼悟氏を講師に迎え、国内外で活動する大岡真紀子氏のピアノ伴奏に合わせて本格的な指導を受けている。長年、同合唱団に所属している団員は「(以前の講師も含め)指導者に恵まれているから、ここまで続けられたんだと思います」。別の団員も「長い経験で培われてきた程よいクオリティの高さと、音楽をできる仲間がいるからいいんです」「難しい曲にみんなで挑戦していくから、ひとつになれます」と語る。「月4回の練習のうち、1回は自主練習しています。予習復習も大切ですから」(森岡さん)。

 ただ、厳しさや真剣さだけの合唱団ではない。「私はずっと演奏会を聴いていて『すごいなぁ』って思っていたんですけど、やってみないかって誘われて。自分には無理だと思っていたけど、楽しくって」「家では出せないような大きな声を思い切り出せて、ストレス発散にもなるんですよ」

「『響』は(団員の)和が保たれてて、いいですよね」「歳を重ねてもできる趣味ですし、声を出して気持ち晴れ晴れ、体も元気になれて、明日にむかって頑張れます」「それに、練習の後にみんなでお食事に行った時のおしゃべりが楽しみなんですよ」といった声が次々とあがってくる。「(団員は)50~60代が中心。練習後は(年上の団員に)悩みを相談したり、(年下や同世代の団員に)孫の話をしたり、楽しんでますね」(森岡さん)。歌声同様、心もひとつにつながっているようだ。

 「(団員は)高槻市内だけではなく、市外からも来ています。大阪市や兵庫県から参加している方もいます。歌いたい方なら、どなたでもいらしてほしいですね」。森岡さんの言葉に、他の団員から「特に50代募集中でーす!!」とひとこと。年代問わず、とにかく楽しめる、自分を磨ける。そういった場だからこそ、歌声の歴史が紡がれるのだろう。


 取材日・2012年4月6日

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