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2012年4月19日

給食残渣を堆肥に。市民から評判  ―摂津市ストックヤード(2)―

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摂津市鳥飼八町
摂津市ストックヤード

ごみ減量、大阪府下トップクラス。これからも官民一体で努力を続ける

 市民に渡っている堆肥は平成22年度で754本。昨年度は集計が終了していないが、わかっているだけで1096本にも上る。それだけではない。市で行われる農業祭では2日間で2000本が配布された。「初日の1000本は1時間足らずでなくなりました」。質の良さが口コミで広がり、受け取る行列ができるほどの人気ぶりだ。

 「堆肥を作るときにEM活性液を入れています。EM活性液は悪い菌をなくし、土が元気になります。悪臭もなくなり、ハエなどの虫もつきにくくなりますね」。確かに、堆肥を乾燥させる場所を拝見したが、異臭はまったくない。「この堆肥を使った腐葉土も土壌が良くなると評判ですし、持ち込まれた木の幹などから作ったチップも雑草が生えにくくなると人気があります」。チップはごみの収集が終わった後、職員が手作業で作っている。よい評判を聞くと、やはり嬉しいそうだ。では、増産の検討は?
 「増やしたいとは思うのですが、やはり手間がかかりますので、現状の量で精一杯です。また、(堆肥は)食べ残しをなくすことの方が大切。市内の中学生が職業体験学習でストックヤードに来るのですが、(食べ残しを減らすなど)環境学習にもなっています」。

 学校だけではない。家庭でもごみの減量は不可欠。ごみを出さない生活を心がけ、出されたごみも焼却ではなく有効に資源化する。摂津市では現在、ごみの焼却処分が焼却炉1基で賄えるまでに減少。行政と市民の小さな心がけが、大きな成果となっている。

 「大阪府下で、摂津市はごみの減量トップクラス。これからも、減らしていきたいですね」。

(了)


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