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2012年4月20日

イクメン大歓迎!男性の育児参加が進む日本とエチオピア

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ヒビテ テスファイエさん

日本での子育てを通じて国際理解を深めるエチオピア人女性ジャーナリスト

 エチオピアのジャーナリスト、ヒビテ テスファイエさん(32歳)は、文化人類学を専攻する夫、ディル テショメさん(34歳)が京都大学に留学したことに伴い、2008年秋に来日しました。2010年6月には長女カイメイちゃん(1歳)を出産し、異国での子育てを通じて日々、子どもの成長を実感しています。
 近代化に取り組むエチオピアでは、地方の教育環境の整備が進み、女性の就学率が年々向上しています。かつては地方の女性が子守やハウスキーパーとして都市に出ることも珍しくありませんでしたが、近年は地方に留り就業することも多く、代わって育児に参加する男性が増えています。

 ヒビテさんの夫・ディルさんも、そうした“イクメン”の一人。積極的に育児や家事に取り組む夫の姿を「とても頼もしい」と目を細めるヒビテさんは、母国と同じく男性の育児参加が進む日本を「非常に喜ばしいこと」と歓迎しています。

 その一方で学業や仕事でキャリアを積んだ女性が結婚・出産を機に主婦業に専念するケースが多いことについてヒビテさんは、「エチオピアではまず考えられないこと」と話します。今後、日本で男性の育児参加がさらに進み、職場や社会環境が整備されれば、「キャリアを積んだ女性が活躍する場がさらに増えるのでは」と期待を込めます。
 子育てをする中で、エチオピアに比べ日本が進んでいると感じる点についてヒビテさんは、「医療や保険をはじめ各種社会制度が手厚く充実していること」を挙げます。エチオピアでは出産時に母親が死亡する確率が未だに高く、日本の高度な医療技術や産後のケアは「お母さんと子ども、家族の幸せにつながっている」と微笑みます。

 2012年3月には京都大学で博士号を取得した夫、ディルさんとともに家族でエチオピアに帰国したヒビテさん。帰国後もジャーナリストの仕事を続ける予定で、日本での育児体験がこれからのキャリアに活かされることが期待されます。

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