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2012年4月28日

川柳は 紙と鉛筆 好奇心 ―ユーカリ川柳道場―

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枚方市香里ヶ丘
ユーカリ川柳道場

全ての作品を選者が添削、アドバイス。仲間と会えるのも楽しみ

 多くの地域で川柳会はあるが、枚方市の南部生涯学習市民センター(愛称・ユーカリ)で毎月1回、第4木曜日に行われている「ユーカリ川柳道場」は、他とはちょっと違ったおもしろさがある。主催者の長島信一さんと南高志さん、選者のひとり・伊達郁夫さんに話を聞いた。
 「枚方市には川柳を楽しむ人が多く、みんなで勉強しようと平成16年から始めた『ユーカリ川柳塾』が発端です」(長島さん)。その後、名称は平成21年から現在の「道場」となったが「名称が変わっても、行っていることはほぼ同じです」(伊達さん)。

 参加者は50代から70代。6人の選者のうち、毎回3人が添削にあたる。この添削が他とは違う。「秀作・佳作のみを取り上げ、他の句にはアドバイスしない川柳会が多いのですが、当道場では選者がすべての作品を添削、アドバイスします」(長島さん)。

 また、テーマ(宿題)は事前に2つ出されるのだが、それ以外に当日出される題があり、題に沿って長島さんが撮った写真を見ながら30分程度で詠む「印象吟」も行っている。これも、他ではあまりないそうだ。
 「毎回、句集(写真)を出しているのですが、その表紙に印象吟の秀句を掲載しています」(長島さん)「この句集もいいんですよ。表紙に自分の句が載ったときには本当に嬉しくて。それに、次回の案内と宿題も掲載されていますから、便利です」(南さん)。

 『川柳=難しい』というイメージの人もいるだろうが、川柳は自分の感情を自分の言葉で表現する「写生から心象を目指す詩」だと伊達さんは言う。「それに、世間の環境に敏感になり、花鳥風月に目を向けるゆとりもできます。ボケや認知症の予防に効果があるという研究結果もでていますし、紙と鉛筆さえあれば年代を問わず始められます」。
 同道場では毎回15人前後、多いときでも20人くらいが参加。選者が作品すべてを添削しアドバイスするため、現状の人数が適当ではあるが「団塊の世代の方々には趣味がなく、仕事ばかりやってきたため、引っ込み思案な方が多いと聞きます。そういった方々にも参加してもらい、まずは川柳を楽しんで、趣味と仲間を見つけてもらいたいという思いもあります」(長島さん)。
 初めての人でも、仲間と楽しみながら技量を磨ける同道場。南さんも「明るく朗らかな仲間と会える。笑いながら悩む。それが楽しいです」。そのお気持ちを、詠んで下さった。

笑ったり 唸ったりする 川柳会

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