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2012年5月2日

信念曲げず、自分が使って良いと思ったものだけを

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株式会社セイ
代表取締役 下山さち子

株式会社セイ 代表取締役 下山さち子(32歳)

 事務員として入社し、30代で社長になる。そんな「シンデレラストーリー」を成し遂げた女性がいる。コスメやサプリメント、ドリンク、補正インナーといった美容・健康関連商品を手掛ける株式会社セイ代表取締役・下山さち子さんだ。
 「26歳のとき、転職情報誌を見て入社しました」。自分のやりたいことをやろうと考えていたが「この会社は面白そうだと思ったんです」。
 面接を受けた際も、創設者で当時の社長が「声が大きくて、勢いのある人だったんですね」。この人についていこうと思い入社。「ただ、人数の少ない会社で、3か月目には事務から営業へと変わりました」。社長のアシスタントとして始まり、すぐに独り立ちした。

 「普通、営業は売る物があって、それを売って数字を追いかけると思うんです。でも、(当時の)社長の考え方は、まずは目標数字があって、その数字を達成するからには何か売らないといけない、売る物を探してきて売ってこい、というスタンスでした」。多くの人はここで逃げだすだろう。しかし、下山さんは違った。
 「自分が良いと思えるもの作り上げていく。工場の人に『そんなこともしらないのか』と言われるような質問もどんどんしました。この時の経験が本当に良かったんだと思います」。経験と知識を蓄積し、能力と意識が磨かれ、自分を向上させた。しかし、転機は突然訪れる。

 「創業者がM&Aを行ったんです」。すでに下山さんが営業の最前線で指揮を執っていたが、あまりに突然のことだった。「M&Aで買収された先は『株式会社毛髪クリニックリーブ21』でした」。生え抜きとして自分にできることをやる。良い物だけを売る。信念を曲げずに営業を続けた結果、今年の2月、同社社長を兼務していたリーブ21社長・岡村勝正氏から代表取締役を引継いだ。

 「身の引き締まる思いですが、やることは今までと変わりません。実際に使用して、自分も買いたいと思える商品を、もっともっと広めたいです」。自分だけではなく家族や友人などにも商品を使ってもらう。身内だからこそ自信がなければ勧められない。勧められるものしか作らない。
 「私も30代になって、アンチエイジングに興味が出てきました。今後は自分も使いたいアンチエイジング関連の商品をご提供したいです。あと、商品開発をできる人材育成をしていきたいですね」。

 シンデレラは苦労して王妃となった。現代のシンデレラは、信念を曲げず、良いと思ったものだけを提供し続ける。

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