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スポーツ

2012年5月7日

世界一を目指す、日本女子空手界の新星 ―柏岡鈴香さん(20歳)―

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柏岡鈴香さん

11月の世界大会で日本代表の空手をしっかり見せたい

 今年11月に行われる空手の世界大会。その形部門(女子団体)で出場する柏岡鈴香さんは身長156cm。顔も小さく、笑顔もかわいらしい「妹系」といった雰囲気。「私は小柄なので、外国人選手と比較すると見劣りしてしまうこともあります。胴着を大きめにして、会場全体を使うつもりで1つ1つの技を大きくしています」。
 柏岡さんが空手を始めたのは4歳の時。「兄が道場に通っていて、それを見ていた私が『自分もやりたい』と言いだした、らしいです(笑)」。自分から言いだしたものの、始めは道場に来る度に泣いていたそうだ。「でも、試合に勝つと楽しくなってきて、続けられました」。練習でも「しんどいことはたくさんあります(笑)。だけど、道場や大学の部活で仲間に会える。先輩でも後輩でも、みんなで仲良く練習できるから、頑張れます」。

 空手には2人で相対して行う「組み手」と、技を演舞する「形」がある。柏岡さんは高校までどちらも行ってきたが「形の方が成績を残せていたので」大学からは形に絞った。厳しい練習も、仲間とともに切磋琢磨、向上してきた。そして、昨年7月、アジア大会に出場。見事に優勝し、今年の世界大会にコマを進めた。
 「(アジア大会が)初めての海外試合だったのですが、緊張よりも世界の舞台に立てた喜びでいっぱいでした」。柏岡さんが出場したのは形の女子団体部門は、アジア大会では日本が優勝し続けていた部門。そのプレッシャーも克服し、試合を楽しんだ。

 「団体戦は3人で行うのですが、一緒に組んでいるのは27歳と21歳のお姉さん。月に1度行う合宿などで形を全部合わせ、合図をしなくても呼吸で3人の動きが合わせられるように練習しています。みんな、仲が良いんですよ」。

 今年は5月に東アジア大会、7月にアジア大会も開催される。「海外試合は国内の試合と雰囲気が全然違いますから、(11月までに)世界に慣れる良い機会だと捉え、頑張ります」。世界一になり、個人でも日の丸を背負える選手、世界を舞台に活躍する人間になりたい。柏岡さんの目は、世界へ向けられている。
 「ホームステイの経験もありますので、今後は観光やボランティアなどで海外に行きたいですね。観光ならスイスとかトルコ、ボランティアなら(発展途上国などで)空手の知らない子たちに空手の楽しさを教えたいです」。

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