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2012年5月10日

ウーマンライフ 2012母の日エッセイコンテスト 全応募作品を公開!(5)

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2012年5月13日 母の日
ウーマンライフ 母の日エッセイコンテスト

 ウーマンライフ母の日エッセイコンテストに多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
 11歳から80代までの読者の皆様から寄せられた、全作品を公開致します。
(受賞作品以外は順不同・敬称略)

丸山 道子
奈良県奈良市都祁白石町

 春の彼岸を迎えた三月二十日。亡き母の一周忌を済ませました。
昨年三月十二日、九十五才の誕生日を迎え、お彼岸に母を訪ねた私は我息子の新婚旅行の写真を見てもらい喜んでくれ楽しい時間を過ごしました。まだまだ元気でしっかりしている母でしたがその十日後トイレで倒れ救急車で運ばれましたが数時間後の三月二十二日静かに息をひきとりました。
葬儀は家族葬、子供孫ひ孫の三十七人で賑やかに見送りました。
葬儀司会の方がリハーサルの時「お母さんは素晴らしいご家族に見守られ幸福な方ですね」と涙して下さり私達も涙々でした。
母は短歌グループに参加し毎回小雑誌にのせていたその中からいくつか読んで下さいました。その一つ『母の日に訪れくる吾子に健やかに住むを見せむと門清めとり』と・・・常に私達のことを気づかい訪ねてくる事を楽しみにしていたのです。『お母ちゃん ありがとう』感謝感謝です。 娘




山下 尚美
大阪府貝塚市新井

最近よく思うことがある。
自分が話す言葉や行動が母のコピーになってる。

娘に、「あなたがお母さんになったらお母さんの気持ちがわかる。」とか言ってる。
若い頃、遊んでて帰りが遅いと心配させた母の気持ちがわかる。

感謝することはたくさんあるけれど今も思い出しただけで涙が出そうになることがある。
長女を産んでまだ半年もたたなくこれから楽しくなる。と思ってた矢先、私はある病気になり、突然の出来事で病気と闘うことや子育てにも自信が持てない時でもいつもと変わらない明るく元気な母が愚痴も言わず、そばに居てくれた。力強い母に精神的に支えてくれて心から救われた。
悩んでもどうすることもできないことには悩まない。
目の前にあることに一生懸命することが大事。母に教わった気がする。

もっと親孝行バワーアッブさせなきゃ!46回目の母の日。
生んでくれてありがとう。




宇野 明子
奈良県奈良市西大寺竜王町

 母 
 いつも私をさんづけで呼ぶ母。これは母が亡くなる迄、私だけをさんづけで呼んでいた。
 兄妹弟達はちゃんづけなのに、不思議に思ってたけど聞かなかった。
 雪国の山奥の寒村で自分の子供をさんづけで呼んでいたのはめづらしいので、学校で友達から「明子ちゃんの母はママ母かも」とか、「もらい子なのよ」とかいろいろいわれたけど、ぶたれたこともなく、優しかった母、大好きだった。
 終戦二カ月前に夫を亡くし、五人の子供を育て、優しくていい母だったけど、料理だけは不手で、母の作った天ぷらはだんごだったし、みそ汁の具も煮物みたいに大きくて、汁の中に、ぷかぷか浮いたりしてた。漬物はいつも切れてなくてつながってたし、することすべてが大ざっぱで、何事にもあまり苦にならないみたいで、でも33才で五人の子供残されて、あの戦後のすべてのものが不足していた中、長野県の山奥だったからして生きてこれたのかなーと今は思う。
 その母は私が四十六才の時、父のそばへと旅立っていった。優しい弟夫婦にみとられて。



ウーマンライフ 母の日エッセイコンテスト2012
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