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スポーツ

2012年5月23日

神戸市で「障害者野球の甲子園」開催

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5月20日 ほっともっとフィールド神戸
主催 日本身体障害者野球連盟他

神戸コスモス惜敗、北九州フューチャーズが2年連続優勝!

 第20回全国身体障害者野球大会(日本身体障害者野球連盟など主催)が、このほど神戸市須磨区のほっともっとフィールド神戸で開催され、全国から選抜された16チームが2日間に渡って熱戦を繰り広げました。決勝では「北九州フューチャーズ」(福岡県)が3ー2で「神戸コスモス」を下して2連覇を達成。神戸コスモスは昨年の同大会で15連覇を北九州フューチャーズに止められた雪辱を晴らすことができず、2年連続で準優勝に終わりました。大会最優秀選手に選ばれたのは北九州の黒塚智幸投手。黒塚選手は片足が義足とは感じさせない力強い投球で、2回戦を5ー2、準決勝を8ー3と敵の打点を抑えました。

 身体障害者野球は全国に32チームあり、競技人口は約870名。選抜で行われる同大会は高校野球の甲子園に例えられ、秋には兵庫県但馬で全日本選手権大会が開催されます。日本身体障害者野球連盟、中井敏郎理事によると「春の選抜大会は今年で20年目、障害者野球自体の歴史は30年ほど。障害者野球は神戸市で有志を募って始まりました。発足当初は対戦相手もおらず、球場を確保するのも一苦労でしたが、5年前にはここ神戸で世界大会を開催するほどに発展しました」。世界大会の様子が大きく報じられると各地で入部希望者が増え、野球好きが集まってさらに選手層が厚くなったそうです。
 「ルールに障害が合わないのであれば、障害にルールを合わせよう」という発想から、下肢障害のある選手の打席には打者代走を認めたり、走塁やバントは禁止するなど、様々な特別ルールがあります。
 「それぞれの障害をチームメイトがカバーしたり、ハンディがハンディとならないようルールを工夫することで幅広い障害者を受け入れることができます。健常な力で突出しないよう土俵を同じにしているので、対等に勝負ができるのです。手がない選手は片手で捕球し器用に投げます。バットも片手で打つのでかなり上腕を鍛えていますね。健常者には真似のできない技がたくさんあって目を見張ります」と中井理事。
 選手たちは2日間の戦いを終え、次は秋の選手権大会での勝利を目指し、各地に解散しました。

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