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スポーツ

2012年7月13日

Jを目指してトップをねらえ!―MIOびわこ滋賀―

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草津市若竹町
MIOびわこ滋賀(株式会社Mi-Oスポーツ)

JFL参戦5年目。地域に根差し、今期は優勝も視野に

 サッカー・Jリーグにはトップリーグ(J1リーグ)と、そのステップとしてのリーグ(J2リーグ)がある。その下にアマチュアのリーグがあり、プロチームを目指すチームやアマチュアとして高みを目指すチームがしのぎを削っている。
 そのアマチュアリーグの最高峰がJFL(日本フットボールリーグ)。現在、JFLで戦うチームは全国17チームあり、滋賀には2チームが存在する。そのうち、Jリーグを目指して2008年から参戦しているのが「MIOびわこ滋賀」だ。同チーム事務局でJFL運営委員の佐藤雄太さんに話を聞いた。

 「元々、2005年から草津市でジュニアユース(中学生)のクラブチームを始めていました」。その翌年、実業団の強豪チーム・佐川急便京都サッカー部が廃部したことを受け「同部(の受け皿)を引き受け、Jリーグを目指すチームとして関西リーグ1部からスタートしました」。
 創部した2006年、翌年の2007年と2年連続で同リーグ2位。そして2007年には全国社会人サッカー選手権大会で優勝を飾り、JFL参入を賭けた全国地域リーグ決勝大会でも決勝ラウンド3位。創設からわずか2年でJFL入りを果たした。

 ただ、Jリーグ入りは容易なことではない。JFLでは過去4年間、二桁順位が多く、最高でも2009年の8位。「今年も最高順位である8位を目標に掲げていました」。
 ところがだ。今年は第17節(全34節)で当時首位だったカマタマーレ讃岐と引き分け、6位から4位に浮上。第18節で同じ滋賀県をホームにしているSAGAWA SHIGA FCとの「滋賀ダービー」で敗れはしたものの、首位との勝ち点差は9。残り試合数を考えれば目標以上の上位進出はもちろん、まだ優勝を狙える位置にいる。「主力選手を中心に昨年在籍していた多くの選手が残ったことに加え、新加入選手も期待通りの活躍を見せています。これも理由の1つだと思います」。

 JFLで戦っている選手たちは、チームだけではなく自分の高みも目指している。シーズン終了後、Jリーグに移籍先を求める選手が多く、同じJFLでも練習環境が良く上位進出を狙えるチームに行く選手が少なくない。そういった中、MIOびわこ滋賀の選手たちは同チームに残った。サッカーは個人技もさることながら、チームワークが勝敗を大きく左右する。1年間、ともに戦ったメンバーで今年も戦っているMIOびわこ滋賀は、チーム内の連携がとれている。
 「第17節では、観客動員数も過去最多の2206人を記録しました」。その時点でトップだったチームとの対戦ということもあるが、例年になく上位で戦っているわが町、わが県のチームを応援しようという機運が高まっているのかもしれない。

 「ホームグラウンドは3か所ありますから、滋賀全体で(チームも県も)盛り上げていければと考えています。また、毎週土曜日には草津市内の小学生を対象にしたサッカー教室(主催:草津市サッカー協会)にも協力していますし、お祭りなどの地域イベントには積極的に出演しています」。地域に根差し、Jリーグを目指し、トップを狙う。そのためには、県民の声援が必要不可欠だ。
 「他のチームと比べて若い選手が多く、(観客などから)『カッコいい選手が多いね!』と言われることもよくあります(笑)。それに何より、テレビとは違って臨場感、スピード感が味わえますから、ぜひ一度、試合を見に来てください!」

 7月8日(日)には第19節(対藤枝MYFC戦)が、7月22日(日)には第21節(対ソニー仙台 FC戦)が東近江市布引運動公園陸上競技場(布引グリーンスタジアム)で開催される。ホームでの試合、絶対に負けられない戦い。滋賀県初のJリーグチーム誕生のためにも、応援を!

(取材日・6月26日)


サッカーのアマチュアリーグはレベルに合わせ4リーグある。下から都道府県リーグ、地域リーグ(関西リーグなど。2部制)、JFL。本来、新チームは都道府県リーグからスタートするが、佐川急便京都サッカー部が関西リーグ1部に所属していたため、MIOびわこ滋賀(当時はFC Mi-O びわこ Kusaysu)は関西リーグ1部から参戦した

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