女を楽しくするニュースサイト「ウーマンライフ WEB 版」

  • facebook
  • twitter
  • line
  • rss

エンタメ

2012年7月28日

「食べて下さる人のことを思う」 食の都・大阪グランプリ優勝の若手料理人

Pocket
LINEで送る

大阪市北区曽根崎新地
洋食レストラン カラーズ

大阪・北新地にある「洋食レストラン『Kalarz』」の萩本栄治さん。「体に良い物を提供するのが当店の理念。北新地だと高いというイメージですが、うちはリーズナブルですので、是非いらしてください」。ちなみに、萩本さんの趣味は?「音楽もやっていたので、ギターが趣味です。あと、休みの日にはガーデニングをしています。庭いじり、ですね(笑)」

大阪・北新地 洋食レストラン「Kalarz」 萩本栄治さん(28歳)

大阪・北新地。高級な「夜の店」が連なる中、比較的リーズナブルな料金でフランス料理が楽しめる店がある。洋食レストラン「Kalarz」だ。
大阪・梅田のホテルでシェフを務めていた加藤吾郎氏が独立し、一昨年にオープン。野菜中心のメニュー構成で「体に良いものを提供するのが当店の理念。1品でお腹いっぱいになるのではなく、旬を活かした料理を少しずつ、いろんなものを食べて頂き、ゆっくりと食事とワインで楽しんで頂きたいです」(店関係者)。ワインもフランス産を中心に常時50種。若い女性などを中心に手軽に美味しいフレンチが食べられると評判だ。

萩本さんが「第2回食の都・大阪グランプリ」洋食部門で優勝した料理「天野酒香るソールボンヌ・ファム風」。フランスの古典料理・ボンファムをアレンジ。「簡単に言えばグラタンのような感じ。舌平目を蒸す時に白ワインではなく河内長野の地酒を使ったり、チーズの代わりに酒粕を使用しました」。メニューにはないが予約制で注文可能。「ボンファムを出している店は少ないので、食べてみて頂きたいですね」

その同店を加藤氏と切り盛りしているのが、若手料理人・萩本栄治さん。河内長野市出身の28歳は、元々加藤氏と同じホテルに6年間勤めていたが「ホテル以外でも(料理人として)勉強しようと思っていましたので、シェフ(加藤氏)が独立する際、ついてきました」。
仕込みから調理まで、加藤氏とふたりで行う。温かい料理の仕込みは萩本さんの担当だ。開店時も「カウンター越しにお客さんの前ですので、(客の)反応を見られます。お酒を多く召し上がる方なら、ちょっと塩を多めにふるとか、こういったことはホテルではわからなかったことですね」。
萩本さんが料理の世界に魅せられたのは、父親の影響。「料理人ではないのですが料理が好きな人で、休みの日には父が料理をしていました。それを手伝うようになって『料理って面白い』と感じ、料理人になろうと思いました」。高校卒業後、短大の調理師コースに進学、卒業後はホテルに勤務した。では、料理を作るときに心がけていることは?
「食べて下さる方のことを思うこと。やっぱり『人に作る』という想いは大事だと思います。まかないでも、自分で作るより人に作ってもらった時の方がおいしく感じますし(笑)」。その思いと日々の研鑽が、昨年行われた「第2回食の都・大阪グランプリ」洋食部門優勝につながった。

同店は1階がカウンターで、調理している目の前で食事やワインを楽しめる。2階は個室(写真)になっており、デートや女子会で使えそうだ。「『1品でお腹いっぱい』ではなく、いろんな料理を少しずつ食べて頂いて、ゆっくりと食事とワインで楽しんで頂きたいです」

「素直に嬉しかったですね。それに、少しは親孝行できたかな、と思っています」。萩本さん本人は知らなかったが、両親はこっそりと萩本さんの姿をビデオにとり、新聞などの記事も切り取っていたそうだ。

「このお店でもっと多くのことを学んで、将来は自分の店を持ちたいです」。地元・河内長野で開店するのが目標だ。「野菜など河内長野産の地場物を使った料理をご提供して、近所のお年寄りにも味わって、楽しんで頂けるような店をやりたいです」。

Pocket
LINEで送る