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2012年8月2日

イキイキと仕事が出来る環境で、女性に活躍して欲しい 株式会社ヨシケイ・ナラ 長谷川 睦さん

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奈良県磯城郡田原本町味間
株式会社ヨシケイ・ナラ 代表取締役 長谷川 睦さん

株式会社ヨシケイ・ナラ 株式会社ヨシケイ こうべ
代表取締役 長谷川 睦さん(50歳)

 食材宅配サービスの老舗ブランド「ヨシケイ」。そのフランチャイズとして奈良と神戸を担う「株式会社ヨシケイ・ナラ」「株式会社ヨシケイ こうべ」の代表取締役を務めているのが、長谷川睦(あつし)さんだ。
「35年前に父(孔厚氏)が創業しました。当初は奈良だけで営業していましたが、5年後には神戸もエリアにして、7年前に分社化しました」。



 元々、孔厚氏は京都の豆腐屋。滋賀のヨシケイに豆腐を卸していたのが、参入のきっかけだった。「複数の大手スーパーにも豆腐を卸していたのですが、スーパー側の要求も厳しく、受け入れられなければ取引はなくなる。売上は下がります」。
 ヨシケイであれば、値引き競争に奔走せず、安心・安全な食材を届けられる。「すでに京都にはフランチャイズがありましたので、奈良でスタートしました」。

 長谷川さんが同社を継いだのは10年前。「20代前半にも務めていましたが、父と義理の兄がおりました。3人いても仕方ないですからね(笑)」。やりたかった業界で勝負しようと義兄とアパレルの会社を設立。「ただ、父も70歳になり、自分も40歳。そろそろ戻ってこようかと思い、アパレル会社は義兄に任せヨシケイの社長に就任しました」。
 ただ、父親とは考え方が違う部分も多い。「しかも親子ですから遠慮がない。よくぶつかりましたよ」。それでも、父として、創業者として、尊敬もする。「分け隔てなく厳しい人で、私も子どもの頃には良く殴られました(笑)。でも、公平で人情味があり、慕われていましたね」。その意思も引き継いだ。

「私の考え方は『お金は使って増やせ』ですが、使って増やすからこそ抑えるところは抑える、コスト意識を高く持つようになりました」。

 長谷川さんの同社にかける思いは「安心・安全は当然ですが、私たちは女性の社会進出に後押しされて成長してきましたから、女性に活躍して欲しいと考えています。雇用条件も良くし、教育もしっかり行って、女性の能力の引き出し、潜在能力をフルに活用して欲しいと考えています」。成績に応じて独自の賞を創設するなど、イベントも実施。新たに入社するスタッフには「イキイキと仕事できるよう、心がけてください」と必ず声をかけている。

 「7月に奈良市の大和西大寺駅近くにデイサービスを開設しました。リハビリ用のキッチンを作り、奈良県内唯一の『調理訓練』として認められました。また、本社に隣接した場所でイタリアンレストランも始めました。前職でイタリアは年に4、5回は行っていて『いつかはイタリア料理の店をやりたい』と思っていました。本場の味を提供したいですね」。

 今まで培ってきた『食』のノウハウを活かしつつ、利用する人が嬉しくなるような新展開も視野に。長谷川さんは、今日も笑顔で、社内外に喜びの花を咲かせている。