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コラム

2011年8月1日

1度下がれば免疫力30%ダウン

池田 慶氏
株式会社THB代表取締役 社長 

現代人の低体温に警鐘を鳴らす

現代人と体の冷え。この現象に警鐘を鳴らすべく様々な本が出版され講演会が開かれている。THBの池田社長も熱心に論を説く1人だ。みずから出版した「体温を上げて免疫力アップ」(現代書林)が評判を呼ぶ一方光温浴根本療法を実践して現代人の低体温に挑戦している。
「太陽光は最近では悪者の扱いを受けていますが紫外線の殺菌力、ビタミンD合成力、遠赤外線温熱、可視線の生体リズム調整、内分泌調整など実は我々の健康にとって欠くことのできないものなのです。その中のひとつにミトコンドリア活性による自家発電能力、いわゆる体を温める力があるのです。その働きを担うのが可視光線と呼ばれるものです。太陽光と同じ働きをもつ人工的な光線を照射していくことで体を温めて体質を改善していくというのが我々の方法です」 ちなみに発明者のフィンゼン博士はこの功績によりノーベル医学・生理学賞を受賞していると言う。 
「今でこそ予防医学の大切さが叫ばれますが、未病と言って東洋医学の根幹をなすものです。西洋医学の対症療法に対して病気になった原因にまで逆上り、体質を改善することで根本的な解決をみようというもの。そのために体温をあげて免疫力アップを促してやるのです」。
見上げるほどの立派な体躯、熱っぽく語っていた元甲子園球児の眉が曇る。
「幼少期に祖父をガンで亡くし、長じてからは母がやはりガンにかかりました。一命はとりとめたものの、あんな辛い思いは二度としたくないという思いから、サラリーマン生活をなげ打ち、この世界に身を投じたのです」。カイロプラクターとして患者さんを見る中で気がついたことがあった。体調と体温の因果関係だ。「健康に問題がある人に低体温が多いのです。現に50年前の小学生の平均体温が37度台だったのにくらべて今の小学生の平均は0・5から1度下がって36度台。これは由々しき問題ですよ。体温が1度下がれば免疫力は30%落ちると言われていますからね。例えば私の経営する接骨院ではアトピーの方もよく来られますが彼らの足温は夏でも20度から25度しかないケースがほとんどなのです」。体質改善は体温アップからーそう確信した氏は、光温浴根本療法を広めるべく全国でセミナーを開催、積極的に普及活動を行っている。その甲斐あって全国58店舗に広がった加盟店は相互に情報を交換しながら全国で研鑽と施術にあたっている。治療院と併設するケースが多いが、同療法で健康を回復したという主婦や女性などの開業希望も多い。 「地域に密着するために広く門戸を開放したいのです。光セラピーは大きく分けて痛み対応の光整体・肌を導く光スキンケア・痩身をサポートする光ダイエット、それに妊娠したい女性のための光マタニティーに分かれます。女性向きのものが多いのも女性希望者が多い理由でしょうね」
健康寿命100歳宣言の元、光温浴根本療法を実践するかたわら、一般社団法人「光根本療法予防医学協会」を設立して国内外の団体への寄付や難病と闘っている人への光線器の無料貸出などのボランティア活動にも積極的に活動している。最後に夢はと問うと「いつか野球チームを持って青少年に野球の指導がしたいです」。破顔一笑した顔は、少年のそれに戻っていた。