女を楽しくするニュースサイト「ウーマンライフ WEB 版」

  • facebook
  • twitter
  • line
  • rss

介護のささやき

2012年9月20日

高齢者の財産管理について〈2〉「遺言書のすすめ」

Pocket
LINEで送る

残された家族に、「遺言書」で自分の意思が確実に伝えられます

本人が亡くなった後、残された家族に相続などの意思を確実に伝えられるのが「遺言書」です。「高齢者にかかわらず将来のことは誰にもわからないので、日頃から自分の意思を表現しておくことが大切です。遺言書は満15歳から書くことができます。遺言書を作成することで土地、家、預貯金など自分の財産の把握ができますし、なにより、残された家族に心配をかけたり無用のトラブルを引き起こさないで済みますので、ぜひ作成しておくことをお薦めします」という「NPOこまどり会」の理事長の行政書士・倉本秀先生とメンバーの松田幸和先生にお話を聞きました。
「まず遺言書と遺書の違いを明確にしておきましょう。遺書は死ぬ間際の想いを伝えるものですが、遺言書は法律上権利の守られたもので、自分の死後の法律関係に関する意思表示を実現してもらうために作成するものです。遺言書はご自分でも書けますが、法的に有効な遺言書にするため正しく作成する必要があります。例えば日付を忘れたり、捺印がなければ無効になってしまいます。また、遺言書の存在を家族が知らず、日の目を見ないまま執行されない場合もあります。手数料がかかりますが、公証役場で正しい遺言書を作成してもらうことをおすすめします。原本が公証役場に保管されますので紛失の心配もありません」
認知症の方の遺書は本人の状態によっては認められません。「もう少し年をとったら」「そのうちに…」などと考えている方、遺言書はいざという時の為のものですから、作るのに早すぎるということはありません。年齢に関らず、この機会に遺言書の作成を考えませんか。

高齢者の財産管理について〈1〉「成年後見人制度」は こちら から

Pocket
LINEで送る