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2012年9月12日

大人が読んで、気持ちが軽くなる絵本目指して  ―misakiさん(27歳)―

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滋賀県大津市
大津祭

似顔絵作家としても活動中の新進気鋭イラストレーター。「メッセージ性ある絵本を作りたい」

 柔らかく、優しいタッチ。独特な雰囲気なのに、親近感が湧く。新しく、懐かしい。記者が初めてmisakiさんのイラストを見たときに感じた印象だ。
 「小さな頃、絵本が大好きでよく読んでいたんです」。描かれているイラストも可愛らしいのがお気に入りだった。その思いは、自分で作ってみたいという目標に変わる。成安造形大学に入りイラストを専行。キャラクター設定など基礎を学んだ。

 現在はイラストレーターとしてレストランやベーカリー、ギターショップ、ドッグフードなどの広告物でイラストを手掛ける一方、似顔絵作家として各種イベントに参加している。「イラストのお仕事は、見た方が癒されるといいなと思いを込めながら、まずは自分が楽しんで描いています」。ストーリー性のあるものもあり、商品や店のイメージを膨らませながら描く。

 「似顔絵はその方の雰囲気を捉えて描くのがポイントですね」。一般的に似顔絵作家が1人を描くのに費やす時間は15分程度だが、misakiさんは20分から30分。色鉛筆や不透明水彩画材、黒ペンを使用する。パステルを使うこともある。じっくり丁寧に、時間をかける。「似顔絵はイベント以外にも依頼を受けて描くこともあります。名刺に使って頂くこともあるんですよ」。
 misakiさんのイラストに共感し、彼女を応援している人も多い。そのうちのひとりは「(現代社会では)多くの人たちが『ほっこりできるもの』を探しています。それに当てはまるのがmisakiさんのイラスト。そこにご自身では気がついていないようなので、応援してるんです(笑)」。確かに、記者もmisakiさんのイラストを拝見し、肩の力が抜けた。
 「今まで手作りで絵本を描いたことはありますが、出版したことはありません。私自身もそうですが、人にはコンプレックスがあって自分を認めるのが難しいですし、とくに(自分と)同世代の女性は、抱えている悩みもいろいろとあると思うんです。そういった方々が(自分の)絵とストーリーで元気になる、ふっと軽くなって自分を解き放てる、緩められる絵本を出版できたらと思っています。多くの人に幸せになって頂ければと思っていますので、将来的には……世界中の方に読んで頂きたいですね(笑)」。

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