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2012年11月3日

インフルエンザ予防接種の季節です(1)  ~インフルエンザ対策 2012~


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大阪市立十三市民病院 感染管理医・大庭宏子さんに聞く

 11月に入り、肌寒い日も増えてきた。服装も秋の装いから、そろそろ冬支度する時季。しかし、今のうちにしておきたい冬支度がある。インフルエンザ対策だ。
 インフルエンザの対策として最も効果的なのは、予防接種。大阪市立十三市民病院の消化器内科を担当、同院赴任前は内科全般に携わり、感染管理医(ICD)でもある大庭宏子さんによると「インフルエンザが流行するのは12月から2月くらいまで。ワクチンを接種して体内に抗体ができるのが約2週間ですから、ワクチン接種に一番適しているのは11月前半です。13歳以上の方であれば1回、13歳未満のお子さんであれば2回の接種となります。1回目と2回目の接種に1週間程度は期間を開けますので、11月前半に1回目を、11月後半に2回目を接種しておいた方が良いでしょう」。
 ただ、12月以降に接種しても効果がないわけではない。「流行のピークは2月くらいまでですが、5月ごろまでは感染・発症する危険性がありますから、12月以降でも効果はあります。ただ、抗体ができるまでの2週間は気を付けて頂きたいですね」。予防接種は体調を崩している場合、受けられないこともある。11月に接種のタイミングを逃すこともあるだろうが、12月以降でも遅すぎることはないようだ。
 また、予防接種をしたらインフルエンザに罹らなくなる、と考えられがちだが「ワクチンは『今年はこの型のウイルスが流行する』という厚生労働省の予測を基に作られますので、微妙に違うケースもあります。それに、ウイルスも少しずつ変化していますから、ワクチンを接種しても罹患することはあります」。『罹らなくなる』ではなく『罹りにくくなる』ために接種する、と考えた方がよいだろう。一方、重症化し難くするという効果もある。
 「インフルエンザが重症化すると、お子さんの場合はインフルエンザ脳症やインフルエンザ髄膜炎、高齢者では二次感染として肺炎などを併発するケースもあります。そういったリスクを下げるためにも、ワクチンの接種は有効です」。では、予防接種を受けた方が良い人はいるのだろうか。… 続く

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インフルエンザ予防接種の季節です(2)