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2012年11月4日

Let’s 節電! ~冬の暖房、どれがエコ? 冬の節電は、心も温まる!?

奈良ホテル チーフソムリエ神崎氏に聞く 

広い部屋はエアコン、小さなスペースは電気ストーブ

 日本では、夏の冷房が約3.6ヶ月、冬の暖房が約5.5ヶ月使用すると考えられています(家電製品統一省エネラベルによる)。つまり夏よりも冬の方が、省エネを考えなければならないということ。
いったいどの暖房器具が光熱費がかからず、お部屋が暖まるのでしょう?

まず必要なのは、暖房器具それぞれの特性を知ること。

 広い部屋、狭い空間など、使うスペースによって器具を使い分けることで、効率的に温めることができ、光熱費のムダもなくなります。
 リビングなどの広い部屋に適しているのはエアコン、そして石油ストーブ。逆に小さなスペースは電気ストーブがおすすめ。電気代はかかりますが、トイレなどすぐに暖まりたい時や、スポット暖房にぴったり。
 また狭くても長時間暖房が必要な場合は、オイルヒーターがおすすめ。電気ストーブとは違いソフトな温もりの上、安全性も高いのですが、デメリットはこれもまた電気代。つけっぱなしにせず、必要な時間だけ使いましょう。

エアコン暖房って省エネ?

 実は最近のエアコンは、10年前より40%消費電力がカットされている上に、ヒートポンプ技術の向上によってとても効率的になっています。石油ストーブや電気ストーブの方が光熱費がかからないのでは?と思いがちですが、石油ストーブや電気ストーブのエネルギーは熱以外に光として消費されているのです。つまり古い電気ストーブよりも最近のエアコンの方がはるかに節電できるというわけです。
 ただしエアコンの難点は「乾燥」。加湿器を併用するなど、適度な湿度を心掛けましょう。また室内で洗濯物を干せば一石二鳥です。 夏と同様、エアコンのフィルターは2週間に一度程度掃除をしましょう。また室外機の周りに物をおいて吹き出し口などをふさいでしまうと十分な暖房効果が得られなくなります。

今使っている暖房器具で一工夫!

 エアコンの他、コタツも最近は省エネ仕様です。以前は電力消費が大きかったのですが、最近人気の「フラットヒーター」などは消費電力が格段に減っています。自動で通電をオフにするものなど、無駄な電力を使わないコタツが増えています。
 買い替えは無理という方も、こたつのかけ布団に温かい素材をプラスするなど、今使っている暖房器具を工夫してみましょう。
 ホットカーペットの下に断熱シートを敷くと、冷たい床に熱が逃げにくくなります。
 温かい服装で体感温度を上げる。特に靴下で足を暖めれば、体全体が温まります。
 暖かい空気は部屋の上部にたまるので、扇風機を使って循環させましょう。
 こうした工夫で体感温度を上げれば、エアコンの設定温度を1℃下げることができます。エアコンは1℃で10%節電できるのですから、大きな省エネとなります。また家族で一室に集えば、使用する暖房も1箇所で済みます。

 つまり節電するほど家族団らんが深まるということ。冬の節電は、心も温まるはずです。