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2012年11月12日

超早期発見で、皆がハッピーな乳がん治療を!〈1〉 乳腺外科医師 中嶋啓雄


大阪府警 陸上部

講演会「成人女性の人生を狂わせてしまう乳がん! ~その怖さを知ってどう向き合い、どう戦うのか?~」

 11月3日(土)に神戸市産業振興センターにて、乳腺外科 中嶋啓雄先生(現=社会医療法人 弘道会 寝屋川生野病院)による「成人女性の人生を狂わせてしまう乳がん! ~その怖さを知ってどう向き合い、どう戦うのか?~」と題した講演会が開催されました。
 
 開口一番、「乳がんは本当に怖いんです」と中嶋先生。乳がんは全国で年間約5万人が発症し、約1万人が死亡。20歳代から高齢者まで幅広い年代が発症しますが、最も多いのは40歳代で、30代、40代、50代の女性の死因の第一位となっています。「20人から16人に1人が乳がんを発症しますから、この会場にも3、4人おられるかもしれません」。現実を目の当たりにして、会場に集まった女性たちの眼差しが変わりました。
 早期に発見、治療すれば完治する病気であるにも関らず、乳がん患者が年々増加しています。
 「患者が年々増加しているのは検診の受診率が上がっているという理由もあります。ただ、全国の乳がん検診の受診率の平均は24.3%。欧米では乳がん検診の受診率が70~80%と高いため早期発見も多く、死亡率も減少しています。日本では受診率が低く、また若年層の関心が薄いために発見が遅れて手遅れになる場合も多いのです。乳がんは発症の原因が特定できない上に、サイレントキラーと言われるように症状が現れないまま進行することも多く、多様性に富みとても怖い病気なのです」。

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超早期発見で、皆がハッピーな乳がん治療を!〈2〉