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2012年11月30日

12月1日「映画の日」。映画のプロお勧めの新春作品 山田洋次監督 「東京家族」

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映画の日に映画をチェック!

 1956年、日本映画連合会(現・日本映画製作者連盟)が12月1日に定めた「映画の日」は、1896年に日本で初めて映画が一般公開されたのを記念した日です。今は都道府県ごとに多少違いはあるものの、一般的には毎月1日に1‚000円で映画が見られる日として定着しています。でも、“お得”はもちろん、映画の日を映画情報をチェックする日とするのもいいのではないでしょうか。
そこで、映画のプロに新春映画のお勧めを伺いました。
 「新春は家族で楽しめて、心が温まるような作品がいいのでは? 『幸福の黄色いハンカチ』『男はつらいよ』『息子』などで知られるあの山田洋次監督の『東京家族』はいかが。大きな共感の笑いと涙を届けてくれる、感動作です」。

2013年1月19日全国ロードショー 「東京家族」

 山田洋次監督自身、『東京家族』製作にあたって、次のような言葉をつづっておられます。
 「2011年4月1日クランクインを目指していたこの作品は、準備の段階で3・11の東日本大震災、それに引き続き福島原発メルトダウンという歴史的な事件に遭遇し、製作を延期することにしました。3・11以後の東京を、或はこの国を描くためには、どうしてもそれが必要だと考えたのです。
 あれから11ヶ月。新たに書き直した脚本でクランクインを迎えます。これは、2012年5月の東京の物語です。長く続いた不況に重ねて大きな災害を経験し、新たな活路も見いだせないまま苦悩する今日の日本の観客が、大きな共感の笑いと涙で迎えてくれるような作品にしたいと、心から願いつつ撮影を開始したいと思います。  2012年3月 山田洋次
 『東京家族』は、被災地をめぐり、日本の震災以後の状況を見つめた上で脚本に手を加えたという山田監督の50周年記念作品です。

●映画情報●

「東京家族」
2013年1月19日(土)全国ロードショー
監督・脚本: 山田洋次
出演:橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優 ほか
配給:松竹
公式サイト:http://www.tokyo-kazoku.jp/
 これは、日本映画史上最も重要な作品の一つで、2012年に世界の映画監督が選ぶ優れた映画第一位に選ばれた、小津安二郎監督の『東京物語』(1953年)をモチーフに、現代の東京を描いた物語です。
 瀬戸内の小島から上京した老夫婦(橋爪功・吉行和子)が、自分の子どもたち(西村雅彦、中嶋朋子、妻夫木聡)と久々の対面を果たしたものの、最初は互いを思いやるが、のんびりした生活を送ってきた両親と都会で生きる子供たちとでは生活のリズムが違いすぎて、少しずつ溝ができていく…。東京で再会した家族の触れ合いとすれ違いを通して、現代日本における家族の在り方や絆が丁寧に描かれています。
 「『東京物語』は現代を描くドラマだから今の日本人のあり方と家族のあり方が表現として浮かびあがってくるようにしたい」と山田監督。震災前後で大きく変わった日本人の考え方が、はっきりとはストーリーには出ないものの、香りとして漂っている…そんな“今だからこそ描けた”作品となっています。大切なのに煩わしい、誰よりも近いはずなのに時々遠く感じてしまう…そんなどこにでもある家族の風景に共感し、見終わった後、「家族に会いたい」という気持ちを膨らませることでしょう。これは、あなたの物語でもあるのです。

 2013年1月19日、奈良・MOVIX橿原、大阪・なんばパークスシネマをはじめ全国ロードショー!
 山田洋次監督81作目となる感動作は必見です。

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