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アニマルハート

2013年1月11日

冬の使者・コハクチョウ 安心して越冬できる環境づくりを

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楽園の復活を目指し滋賀県のボランティアグループがさまざまな活動を実施

 ロシアのツンドラ地帯から4500kmもの旅をして、琵琶湖岸・志那浜(滋賀県草津市志那町)にやって来る“冬の使者”コハクチョウ。環境の変化や釣り人のマナー違反によって飛来数が激減している現状を改善しようと、「環境ボランティア 草津湖岸コハクチョウを愛する会」(以下・愛する会)の皆さんが、さまざまな活動に取り組んでいます。
 志那浜にやって来るコハクチョウの数が減った原因は、主に次の4つが考えられます。「ねぐらや休息地にしていた湖岸の近くで渡来期に4年間、工事が行われたこと」「琵琶湖の冬の水位が深くなり、餌の水草にくちばしが届かなくなったため」「温暖化の影響とみられる外来水草が異常繁茂し、餌の水草が減ったため」「放置された釣り具でケガをするなど、人間とのトラブルの増加」。
 これらが原因で2006年1月には一日140羽も飛来していたコハクチョウが、近年、その1/20にまで減っています。

 愛する会ではコハクチョウが再び飛来するよう外来水草を取り除いたり、定期的に湖岸を掃除しているほか、幼・保育園や小学校・公民館などで出前講座や写真展などを開いています。
 また、コハクチョウがやって来る時期には湖岸に「草津水鳥観察所」を開設し、朝から夕暮れまで会員が交替で訪れた人にコハクチョウや水鳥の説明を行い、マナーを守って観察するよう呼びかけています。
 愛する会が2001年から一羽一羽のコハクチョウの顔写真を撮影し、調査した結果、毎年同じ個体がやって来ていることがわかりました。顔写真は観察所に掲示されているので、現地に訪れる機会があれば、ぜひご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか。
志那浜にコハクチョウが飛来するのは12月中旬から3月初旬。飛来状況については「環境ボランティア 草津湖岸コハクチョウを愛する会」のHPをご参照ください

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