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2013年1月26日

心の痛みを知る人たちの言葉で紡ぐフォトエッセイ

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フォトエッセイスト・Webデザイナー 咲セリさん

依存症・自殺願望・双極性障がい… 命と向き合う女性エッセイストが編集・発行

 薬物やアルコール・恋愛依存症、自殺願望、双極性障がい(躁鬱病)などを経て、「“生きなおし”の旅の途中」と話す咲(さき)セリさんのフォトエッセイ『みんな生きるために生まれてくる』が、静かな反響を呼んでいます。
 エッセイには咲さんと同じように心身に傷を負ったり、障がいを抱えながらも懸命に生きる仲間たちの言葉が綴られており、「悩んだり苦しんでいるのはあなた一人だけじゃない」と命の温もりや絆の大切さを伝えています。
 昨年2月、NHKの福祉番組に出演したことをきっかけに、自分と同じ経験や思いを抱いている仲間がいることを知った咲さん。一人でも多くの人たちに仲間の存在を知ってほしいと願う咲さんは、昨秋、神戸市内で開かれた写真パネル展の会場に一冊のフォトブックを用意しました。

 フォトブックの半分には番組を通じて知り合った仲間が咲さんの作品に寄せた言葉を記し、残りのスペースに来場者が自由な感想を書いた付箋を貼れるようにしておいたところ、さまざまな世代の人たちがそれぞれの思いを書き込みました。
 フォトエッセイは、仲間たちや、やはり番組出演で知り合った作家・石田衣良さん・小林美佳さん(『性犯罪被害にあうということ』著者)などの言葉とともに、付箋に書かれたメッセージで構成。「周囲に愛してくれる人がいること、自分を理解し同じ思いを共有している人がいることで、過去を受け入れて前に進むことができた」という咲さんは、「このエッセイを手にとって、それぞれの人生を愛するきっかけを得ていただければうれしい」と瞳を輝かせます。

 フォトエッセイ『みんな生きるために生まれてくる』(94頁)は、受注生産で文庫本サイズ3780円、A5判5985円(ほぼ原価、プラス送料500円)。申し込みは、メールで咲さんまで。

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