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2013年2月11日

存続へ向け、個人・法人から寄付金募る 大阪人権博物館 リバティおおさか

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大阪市浪速区浪速西
(財)大阪人権博物館 

日本初の「人権」を扱った博物館

 1985年、日本初の人権を掲げた博物館として誕生した大阪人権博物館(リバティおおさか)。
 学芸員の仲間恵子さんによると「市民活動から声が上がり、大阪府や大阪市など様々な組織・団体にもご協力頂き、設立しました。元々は部落問題を中心とした展示でしたが、現在は女性差別やセクシャルマイノリティ、国籍・民族、ホームレス、障害者、ハンセン病問題など、人権・差別について幅広く展示を行っています」。
 同館設立後、人権や差別についての博物館は全国にできたが「ここまで様々な内容を紹介している施設はないと思います」。しかも、単に人権・差別に関する歴史や問題を掲示しているわけではない。

 「お子さんにもわかりやすいように体験コーナーも設けています」。韓国やアイヌ民族などの民族衣装を試着できるコーナーや、バリアフリーについてクイズ形式で学べるコーナーもある。また、被差別部落で製造されてきた日用品、工芸品、楽器なども展示。技術力の高さや作品の美しさを実感できる。
 差別を受けてきた人たち、現在も受けている人たちの辛さは痛いほど伝わってくるが「人権・差別問題の展示=暗い」といったイメージとはそぐわない。

 「来館された方のアンケートでも『ネット上で騒がれていたので来てみたが、イメージと全然違う』といった声がありました」。
 一般の来場者はもちろん、西日本を中心に全国の小・中・高校から人権学習の場として活用されており、多くの学生たちも来館する。また、貸しホール「リバティホール」も運営し様々な催し物を行っているほか、地域と連動したイベントを開催するなど、地域の発展・活性化にも寄与してきた。
 しかし、同館の運営には暗雲が垂れ込めている。大阪府・大阪市が来年度からの補助金をカットする意向を示しているのだ。 …続く


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存続へ向け、個人・法人から寄付金募る 大阪人権博物館 リバティおおさか(2)

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