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2013年3月8日

東日本大震災の被災者が独り立ちできるまでサポート 滋賀県内避難者の会

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東日本大震災滋賀県内避難者の会
代表世話人・遠藤正一さん

情報・暮らし・健康・ふれあい… いつか走り出せるその日まで

 1万8000人を超える死者・行方不明者を出した東日本大震災から間もなく2年。被災地から滋賀県内に避難してきた方たちの支援組織「東日本大震災滋賀県内避難者の会」(大津市、以下・避難者の会)は、会員同士の交流会や生活・健康のサポート・生きがいの創出や就労など、きめ細やかな活動に取り組んでいます。
 避難者の会が発足したのは、2011年12月。震災発生直後から多くの方が滋賀県内に避難して来ましたが、当初、県内に民間の支援団体はなく、避難者同士の情報交換や交流の場はほとんどありませんでした。
 そこで福島県郡山市出身の遠藤正一さんらが発起人となり、避難者に参加を呼びかけたところ、第1回目の会合に100人を超える人たちが集まりました。
 現在、350名以上が参加する会員の約6割は、震災前、福島・宮城・岩手各県に住んでいた方たち。福島第一原発から半径20~30km圏内の強制避難地域の方もおり、関東圏からの転居者も増えています。

 会の運営にあたり事務局が心掛けているのが、「自立を目指したサポート」。避難者の支援を「子どもの自転車の練習」に例える遠藤さんは、「初めは補助輪をつけて走っていたのが、やがて補助輪を外して自走できるようになる。避難者の会も生活が軌道に乗るまで必要な支援を惜しまないが、最終的に『滋賀で・一人(家族)で生きていく』、その目的を果たすための組織でありたい」と話します。
 避難者の会では支援活動とともに、福島県の現在・未来を見つめた映画『普通の生活』(2012年、吉田泰三監督)の上映会を各地で開催しています。遠藤さんは「被災地のいまとこれからを考えるためにも、一人でも多くの方に観ていただきたい」と、会場の提供など協力を呼びかけています。

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