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2013年3月13日

行動力とアイデアで世界を広げる若き実業家 笹尾 真比胡さん

有限会社ジャパレ・株式会社A&E
取締役社長 笹尾 真比胡さん

高校生の時に起業。銀河鉄道999の完全再現でも注目。

 28歳にして車両部品を扱う「(有)ジャパレ」と婚活サポートの「(株)A&E」という2つの会社を取り締まる笹尾真比胡さん。穏やかな見かけからは想像できない熱い思いが…。
 「ジャパレ」を立ち上げたのは高校一年生の時と聞いてビックリ! 「家族が誰も車に乗れなかったので自然と電車を利用する機会が多くて…。母の実家の下関にもよく新幹線で帰っていました。家のベランダからも電車が見えたし、お墓も線路のそばで、鉄道が身近な存在だったんです。そのうち『JRで働きたい!』と思うようになり、進路の矛先を向けていたのですが…」。そんなある時、「鉄道車両部品を扱えば商売になりそう」という直感が働いたのだそう。「当時はまだ未成年が社長になれなかったので、母に社長をしてくれるよう頼み込んで会社を立ち上げました」。とはいえ、業務に当たるのは笹尾さんご自身。高校では生徒会の仕事もやり、帰宅後は「ジャパレ」の仕事と多忙な毎日でした。
 高校を卒業して念願のJRに就職。「『ジャパレ』は休眠させることになりましたが、おじいちゃんを自分が運転する電車に乗せてあげたかったんです」。ところが、実際は運転士ではなく駅勤務。「それでもお客様にできる精一杯を見つけて取り組みました」。その働きっぷりは乗客の間でも大評判。しかし次第に「毎年多くの人が入社するのだから自分の代わりはいくらでもいる。でも『ジャパレ』の仕事ができるのは自分しかいない」と思うようになったのです。そこでJRを退職し、この仕事に本腰を据えることに。当時、5年先を見据えた価格設定は「高い!」との批判もあったようですが「今ではウチがつける値段が業界の相場になりました」とは驚きです。
 さらに、「ただ物を売買しているだけでは面白みがない」と、様々なイベントにも着手。島根県の木次線90周年を記念して金沢から借りた古い車両を走らせたり、もう引退するという「SLやまぐち」号を特別に走らせたり、極め付きは松本零士先生公認で「銀河鉄道999」を原作アニメに忠実に再現したことも! 「若さゆえの勢いでしたね(笑)。数々の規制や問題をクリアしての999再現は奇跡に近く、史上最初で最後かもしれません」。そんな快挙を成し遂げるパワーには脱帽です。

経験を生かして納得のできる婚活サービスを

 なのに婚活事業とは畑違いのような気が…。「銀河鉄道999を実現した後、もう中途半端なことはできないと思ったんです。もっとすごいことができる材料が揃うまで少し間をおこうかと…。そこで、自分の結婚でも考えてみようと婚活パーティーに行ったり、結婚相談所に登録したりしてみたんです」。しかしいずれもそのあり方に納得がいかなかったのだとか。「そこで、パーティーと相談所の中間的存在ならどうだ?と思ったんです。審査は相談所みたいにきっちりしているけれど、パーティーで気軽に出会えるような…。そんな思いから昨年8月『A&E』を起業しました」。入会金1万円のみで月会費は不要というお手頃感も、ご自身の経験ゆえだったのですね。
 それにしても、疑問をとことん追求し、行動に移し、アイデアと熱意で実現へとこぎつけるパワーはスゴイ…。「やりたいことがある」ということがいかに大きな力を生むのかを思い知りました。これからも色々計画中なんだとか。今後の動きからも目が離せません!