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イベントガイド

2013年3月25日

100年ぶりに雲龍図が日本に里帰り! 「ボストン美術館 日本美術の至宝」

大阪市立美術館 4月2日~6月16日まで開催

仏像ファンも必見!若き日の快慶が生み出した「弥勒菩薩立像」も展示

 日本の美術品だけでも10万点を収蔵、「東洋美術の殿堂」と称されるアメリカ・ボストン美術館。その質と量は世界有数であり、日本の美術を語るうえで欠かすことができない作品も多数保有している。
 そのボストン美術館が所蔵する日本の作品が集う特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」が大阪市立美術館で4月2日(火)から開催される。同展の広報担当者によると「ボストン美術館は、作品保護の観点から作品の展示期間を厳しく制限しており、本展の開催にあたり、出品作品の大半を5年間にわたって公開を控え準備をしてきました。本展では修復された未公開作品を含む日本美術コレクションの名品を厳選してご覧いただけます」。
 作品点数は70点。なかでも見どころは曽我蕭白の「雲龍図」だ。「ボストン美術館の日本美術コレクションの中でひときわ異彩を放つのが曽我蕭白の作品群です。なかでも『雲龍図』は横幅10メートルを超える作品で、他を圧倒する迫力を持ちます。今回の展示にあたり、5年にわたる修復作業を経て、当初の襖絵に生まれ変わった姿を世界に先駆けて日本で初公開します!」

 また、最近は仏像好きな女性「仏女」が多いが、そういった方は絶対に見逃せない作品もある。「快慶の『弥勒菩薩立像』が展示されます。海外における日本美術作品の中で仏像は多くは存在しません。この像は作者が快慶であること、そして像内に納められた経典の奥書きにより、文治5年(1189)に制作されたことが判明するという点で注目されるばかりではなく、表現の素晴らしさという点でも在外の仏像で最も重要な作品ともいえます。現存する快慶の作品のなかで最も若い時に作られたという点も貴重です」。
 他にも、心落ち着ける水墨画から平治物語の絵巻物、長谷川等伯の屏風絵など、日本が世界に誇る美術作品が大阪に集結する同展。「雲龍図の修復後の世界初公開や、かつて海を渡った幻の国宝と呼ばれる作品が一堂に里帰りします。美術や仏像好きな女性はもちろん、中学生以下の方は入場無料ですので、ぜひご家族連れでもお越しください!」
 なお、観覧料は一般1‚500円(前売・20名以上の団体1‚300円)、大学・高校生1‚000円(同800円)。中学生以下・障害者手帳所持者は無料(要証明)。前売り券は4月1日まで発売。その他、詳しい内容は「大阪市総合コールセンター なにわコール」(06-4301-7285 8時~22時・年中無休)または同展覧会公式サイト(下記参照)まで。