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2013年3月26日

桜の木の下で、安らかで温もりのある墓地

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NPO法人 エンディングセンター

自然と調和した「桜葬」
継承者不要。集合墓で無縁にもならない永続使用

 2012年1月。高槻市にある名刹・神峯山寺(かぶさんじ)の寺内に新たな墓地が誕生した。既存のお墓のように墓石を立てず、桜の木の下に遺骨を埋める「桜葬」を行えるのだ。
 桜葬を企画しているNPO法人「エンディングセンター」(東京都)の理事長で東洋大学ライフデザイン学科教授・井上治代さんと、スタッフの山周亮さんによると「2005年に東京都町田市で桜葬を始めました。現代、今までのお墓の在り方は厳しくなっています。子どもがいない方も多くいらっしゃいますし、代々同じ場所に暮らす家も減ってきていますから、せっかく立派なお墓を立てても無縁になってしまう恐れがあります。また、お子さんがいらっしゃっても(墓地の跡取り制などで)子どもたちに負担をかけたくない、といった方も増えてきています」。そこで、樹木の下に遺骨を埋める樹木葬という考え方が広まりつつある。「自然に調和して心安らかに眠る樹木葬の中でも、日本人が大好きな桜の木の下で眠れたらと考え、スタートしました」。

 同寺は高槻市街地から車で25分程度。ハイカーたちも多く、お参りしやすい立地だ。「自然と人が調和した環境だと考え、この場所を選びました。それに、神峯山寺は由緒あるお寺。そういった意味でも、安心してご利用頂けると思いました」。
 同墓地は複数のエリアに1本ずつの桜の木が植えられている。桜の下には複数の区画があり、1つの区画に1~2人の遺骨を納めることができる集合墓。いわばマンションのような感覚だ。「他の遺骨と混ざることなく、土にかえります。ご希望の方には、各エリアに設置した銘板石にお名前やメッセージを刻めますので(遺族などに)その方の埋葬場所がわかるようになります」。また、同墓地は永続使用。もし家が絶えたとしてもそのまま使用でき、他の埋葬者のお参りに来る人が共同の献花場所に花を供えてくれる。無縁になることもなく、安心だ。 …続く

エンディングセンターの活動は1990年から


この記事の続き
桜の木の下で、安らかで温もりのある墓地(2)

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