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2013年5月10日

滋賀の「18歳までの子ども専用電話」毎週金曜に増設

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滋賀県大津市北大路
NPO法人CASN(カズン)理事長 谷口久美子さん

10年目を迎えた「しがチャイルドライン」とともに新たな交流の拠点も創出

 子どもたちのさまざまな思いを受け止める、18歳までの専用電話「しがチャイルドライン」が開設されて10年。多様化する悩みと子どもたちを取り巻く環境の変化を受け、チャイルドラインを主宰する大津市のNPO法人「CASN」(カズン、谷口久美子・理事長)は、4月から開設日をこれまでの月2回から毎週金曜に増やし、対応にあたっています。
 CASNは、滋賀県内の子どもに関わる活動を進める人たちが集まって、2001年に設立。03年にチャイルドラインを開設し、08年まで年間200~1000件の着信がありました。フリーダイヤルを導入した09年以降は約1800件に急増、11年も1200件を超え、これまで1万件以上の電話が寄せられています。

 内容は、男子中高校生からの性に関する相談が最も多く、近年は小学生を含む女子からの電話も増加。また、大津市でいじめを苦に中学二年男子が自殺した昨年の夏以降、いじめに関する内容も増えています。
 チャイルドラインの活動とともにCASNは、昨秋から大津市内の商店街の空き店舗を利用して、幅広い年齢層の子どもたちが自由にふれあう「まちなか子どもほっとステーション」の運営にも取り組んでいます。会場では、ベーゴマやけん玉・こま回しなど、昔ながらの遊びを通じて子どもたちの達成感を育み、新たな価値観の創造を目指しています。

 「いまの子どもたちは勉強以外で喜びを感じたり、自分自身を大切だと思える機会が少なくなっている」という谷口理事長は、「チャイルドラインや『ほっとステーション』の活動を通じて、周囲に受け止めてくれる大人たちがいることを子どもたちに気づいてほしい」と話しています。


CASN/Children´s Action Support Network

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