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特集「ディーバ(大女優)」

2013年6月11日

特集「ディーバ(大女優)」 シガニー・ウィーバー ゴーストバスターズ (1984年 コメディ映画)

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監督 アイヴァン・ライトマン
出演 シガニー・ウィーバー/ビル・マーレイ/ダン・エイクロイド/ハロルド・レイミス

第三作目が待機中 

 のっけからだけど「ゴーストバスターズ3」がオリジナル・スタッフで2013年夏には撮影を始めるという。噂はだいぶ前からあったのだけど、主演の一人ビル・マーレイが出るとか出ないとかでのびのびになっていた。監督・主演とも第一作のままということで落着した模様。30年前の監督と役者がそのまま揃うなんて稀なるケースですね。それぞれが第一線で活躍しだれもリタイアはおろか、病気も怪我もなく集客も見込めるということでゴーしたのでしょうからね。ついでだからヒロイン、シガニー・ウィーバーの近況もいれておきましょう。「ゴーストバスターズ」に続きジェームズ・キャメロンが「アバター2」の製作を発表し早々とシガニーの出演を取り付けました。仲良しだからね、この二人。重傷を負って森の精たちの秘薬秘伝もむなしく、戦闘の最中グレイス博士は死んだはずだけど。でもちがうのだって。「SFに死はない」そうです、キャメロンによれば。なにはともあれ、シガニーの出演決定で配役選びにはずみがつくのでは、とニュースは報じていた。それとイギリスのウェブサイト「DEN OF GREEK」が昨年発表した「SF映画のイケてる主人公」トップ50(男女問わず)によれば1位が「エイリアン」の主人公エレン・リプリーだった。公開から30年以上。知性にあふれ勇敢で優しく臨機応変の判断をくだし、偉大なリーダーのすべての要素を満たしているというのがその理由。トップ10を紹介すると2位ルーク(「スター・ウォーズ」)3位ジェームズ・カーク(「スター・トレック」)4位ハン・ソロ(「スター・ウォーズ」)5位(マーティ・マクフライ(バック・トゥ・ザ・フューチャー))6位ランド・カルリシアン(「スター・ウォーズ帝国の逆襲」)7位ドクター・マイルズ(「恐怖の街」)8位サム・ベル(「月に囚われた男」)8位サラ・コナー(「ターミネーター」)デイビット・ボウマン(「2001年宇宙の旅」)。「インセプション」のコブ(レオナルド・ディカプリオ)が14位でした▼おっと1984年の「ゴーストバスターズ」だった。これがまあ制作費3000万ドルの映画が北米だけで2億3800万ドルという、のけぞるようなバカ当たり。一体どこがよかったのか、その年の12月に封切られた正月映画のなかでも断トツだった。監督はこれが出世作となったアイヴァン・ライトマン。彼は「ベートーベン」(ワンちゃんの)「同2」「デーヴ」「マイレージ・マイライフ」「クロエ」「抱きたい関係」そして最新作「ヒッチコック」とコメディ、アクション、シリアス、幅広い映画をつくり、しかもヒットメーカーとなった。本作で脚本のダン・エイクロイドは俳優としては「大逆転」「ドライビング・ミス・デイジー」に出演。脚本では本作のほか「ブルース・ブラザーズ」の名作を。趣味であるR&B(リズム&ブルース)、バイク、車、心霊や超自然現象を脚本に取り入れた。本作でも心霊や超常現象がフルに威力を発揮した。監督はこのチームが気にいったらしく「ゴーストバスターズ2」や、シガニーを再び「デーヴ」で起用した。おまけに「ゴーストバスターズ3」をオリジナル・スタッフで撮るというのだから「友情よ、永遠なれ」▼ライトマン監督らしいサラッとした肌触りの映画だ。彼はどぎついコメディをつくらない。本作でいえばどこまでが冗談か本気かわからない科学者三人のキャラクターがそれだ。ニューヨークのコロンビア大学で超自然現象を研究するピーター(ビル・マーレイ)、くそ真面目なレイ(ダン・エイクロイド)、冷静沈着なイーガン(ハロルド・レイミス)。いつまでも成果のあがらない研究に大学は予算打ち切り、彼等は首になる。口のうまいピーターに乗せられレイが自宅を抵当に借金し、考えついたのは「ゴーストバスターズ」(幽霊退治)。顧客第一号はチェリストのディナ(シガニー・ウィーバー)。彼女はアパートの部屋で冷蔵庫をあけたとたん目にした怪光と奇声のポルターガイスト現象を相談にきたのだ。ディナに一目惚れしたピーターは即時OK・デートの約束まで取り付ける。部屋ではしかしますます異常現象はつのりとうとうディナは悪魔に体をのっとられる。ディナの隣の部屋の税理士ルイスも襲われ二人は「鍵の神」と「門の鍵」に変身し彼らが交わったとき世界を支配する悪魔が出現するのだ…CGのないいわば手作り特撮の時代、レーザー光線やマシュマロマンや怪獣や、それがけっこう面白いのです。でもピーターが女性事務員に対して皮肉っぽく「君の資格があるならどこででも雇ってくれるよ、食堂のオバハンとか、ビルの掃除とか」やホテルの黒人のメイドのカートを吹き飛ばしてろくにあやまりもしないシーンなどびっくりしたな。そんな時代だったのだなという気がしました。

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