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2013年6月11日

アイディアと技術で生まれた、和紙の布

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阪南市下出
株式会社 和紙の布

夏涼しく、冬暖かく。 肌にも、環境にも優しい

 「布は糸や羽毛から作るもの」と思っていませんか?
 実は、和紙からも作られています。大阪府阪南市にある、その名も「株式会社 和紙の布」では、薄く漉(す)いた和紙を紙縒り(こより)状にして布を織り、国内外のメーカーや有名ブランドに卸しているほか、自社でも衣服や小物を製造。百貨店の催事などで関西のみならず全国的に評判となっています。
 株式会社和紙の布、代表取締役社長の阿部正登さんによると「この(泉州)地域は繊維工場、特に量産型の工場が多かったんです。でも、中国製の製品が出回り始め、押されてきたんです」。
 当初は「安かろう悪かろう」だった中国製も、年々品質が向上。安価で、品質も決して悪くはないものが多くなり「地域の特色だった大量生産が消えてしまったんです。そこで、自社の特徴を作り出していこうと考えました」。生き残りをかけたアイディア。それが、和紙の布でした。

 同社は元々、衣料や資材の生地を作る会社でしたが、12年前から和紙に着目。和紙から布を作る製法を編み出し、4年前に社名も「阿部織布」から現在の「和紙の布」に変更しました。「和紙は国内だけではなく、海外でも注目される『日本ならでは』なもの。それに、和紙は天然由来でオーガニック。これだろうと思いました」。
 ただ、『人気がでそうだから和紙に飛びついた』わけではありません。「誰もやっていなかったもので、原料も良いものを使い、クオリティ高く作ろうと考えました。また、和紙の原料となるマニラ麻は水だけで栽培でき、3年で育成できる循環型天然素材。少しでも環境(保全)に貢献できればと考えました」。 …続く


この記事の続き
アイディアと技術で生まれた、和紙の布(2)

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