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トピックス

2013年6月24日

『もしかして、これってDV?』と思ったらご相談を

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ひらかたDV相談室

DV被害者支援の専門相談窓口

 児童虐待♯とともに、大きな社会問題であるドメスティックバイオレンス(以下・DV)。その被害者の相談窓口として、枚方市では大阪府内の市町村で4か所目となる配偶者暴力相談支援センター「ひらかたDV相談室」を開設しました。
 枚方市の担当者によると「DV被害者からの相談や支援は、都道府県に設置された配偶者暴力相談支援センターを中心に行われていますが、大阪府では市町村の担当部署とだけでなく、大阪府警察本部、大阪地方裁判所とも連携し、適切に被害者対応ができるよう努めています。(枚方市では)今までも女性のさまざまな悩みに対応する相談窓口はありましたが、DV専門の窓口を新に設置しました」。
 DVというと「配偶者からの殴る、蹴るといった身体的な暴力」といったイメージが強くあり、実際の相談内容でも多いようですが、一方で精神的・経済的に相手を追い詰めるケースも増えてきているのだとか。「『誰のおかげでメシが食えていると思ってるのか』といった、妻の人格を無視するような発言、実家や友人との連絡を制限するなど行動を監視する精神的な暴力もあります。経済的な暴力としては、夫が給料を自分のためだけに使ってしまい、生活費や子どものミルク代も渡してもらえない、どうしたらよいかという相談もあります」。

 DVは配偶者や恋人など親しいパートナーからの暴力だけではなく、元配偶者などからの暴力もあります。被害者の年代も30~40代が多いものの、60代~70代以上の年配の方から「子どもが自立するまではと我慢してきたけれど、暴力のない安心した余生を過ごしたい」といった切実な相談もあるそうです。
 また、近年は「デートDV」という、10~20代の若いカップルの間で発生する暴力も問題になっています。「一般的な事例としては、相手の携帯電話をチェックし、異性からのメールやアドレスを消去してしまう、学校のクラブ活動に参加することを禁じる、帰り道で待ち伏せるなどが挙げられます。相手の行動を束縛する行為は、例え恋人同士でも許される行為ではありません。暴力はいかなる場合も許されないことであり、『パートナーとの対等な関係』を家庭や学校などで大人が伝えていく必要があると考えています。今後、市では相談窓口の充実と共に、DV防止啓発事業の実施も予定しています」。

 お互いに対等であるはずの夫婦間や恋人同士で、どちらか一方が相手を追い詰め、支配し、コントロールするDV。被害者支援の窓口として、ひらかたDV相談室が果たす役割は、決して少なくありません。「相談者の悩みを丁寧にお聞きし、様々な情報をお伝えしながら、解決方法を一緒に考えます。『パートナーとの関係がしんどい、誰かに聞いてほしい』と感じたら、専用電話におかけください。なお、殴られるなど、あなたの身体に危険がある場合は、ためらわず、警察に通報し、助けを求めてください」。

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