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2013年9月16日

我ら、笑いの宅急便! 「雅楽多の会」が笑顔と元気を届けます!

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お笑い福祉士「雅楽多の会」

2005年設立以降、約300回の公演
落語からマジック、音楽まで、なんでもござれ

 福祉施設などに笑いを届けようと、落語家の笑福亭学光氏が独自に認定している私的資格「お笑い福祉士」。徳島・高松・姫路・そして大阪で養成講座を開き、今までで同資格を取得したのは約250人。私的資格とはいえ、全国の施設などへ笑いを届け、喜ばれています。
 そういった活動をしている団体のひとつが大阪にある「雅楽多の会」。2005年、同資格を大阪教室で学んだ1期生と2期生の有志18人が結成しました。同会の代表で高座名・安岡寺家康楽(あんこうじや こうらく)こと藤岡繁喜さんによると「喫茶店に集まり、このままではもったいない、がらくたの集まりだけど、なにかできないかと始めました」。
 設立以来、約300回の公演を実施。「デイサービスや老人ホームといった福祉施設から、老人会や自治会、障害者団体の集会などで行っています。私は落語をやりますが、マジックや腹話術、ハーモニカを演奏する人もいます」。高槻市・茨木市を中心に、大阪府内はもちろん、和歌山県などに出向くことも。ケアマネジャーの研修に呼ばれ、落語と講演を行ったこともあるそうです。「あらゆるところから要請がありますが、お声をかけて頂ければ、なるべく伺うようにしています」。

 どんな場所でも、その場にいる人たちを楽しませたい。資格取得後も、皆さん技術を磨いていらっしゃるそうで「例えば、手品をやる人であれば、大掛かりなものではなく、10人、20人の前で見せるマジックの腕を磨いてますし、話術も研究しています。他のメンバーも、個人で活動している人もいますし、他のグループとかけもちで行っている人もいますね」。どんなに悩んでいる人でも、笑いがあれば、一瞬、辛いことを忘れることができる。そこが笑いの魅力だと藤岡さん。
 「(老健施設へ行くと)沈んでいるお年寄りが少なくない。でも、私たちが(様々な演目を)やっていると、反応が出てきて、笑ったり、帰るときには手を握ってくれたりしてくれます。職員の方からも、普段と違った反応だったと仰って頂けて。自分たちのやったことが受け入れられると、私たちも『お笑い福祉士』冥利に尽きます。喜んで頂けて、自分たちも楽しめますし、充実感を得られるんです」。
 今後、全国で活動しているお笑い福祉士たちで全国の会を結成し、横のつながりを強化するとともに笑いと福祉の関係性を周知していく活動を展開する予定。笑いと福祉のシンポジウムも予定しており、同会も活躍の場が広がりそうです。
 「高齢化社会ですが、体や精神面で悩んでいる方は多くいらっしゃると思います。笑いが癒しになり、少しでも『悩み』が楽になれば、そのお手伝いが出来たらいいなと思っています。私たちは『笑いの宅急便』です。寄席に行けない方にも、出前の笑いを届けます。どしどし、声をかけてください!」。

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