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2013年11月25日

奈良時代のロマンを伝える放送大学の公開シンポジウム

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放送大学 奈良学習センター 平成25年度 公開シンポジウム 
「平城宮の様子はここまで分かった!平城宮跡をどうやって楽しむ?」

放送大学の公開シンポジウム 盛況のうちに終了

 放送大学奈良学習センターの平成25年度公開シンポジウム「平城宮の様子はここまで分かった! 平城宮跡をどうやって楽しむ?」が11月17日(日)、奈良女子大学記念館(奈良市)で開催されました。
 奈良学習センターの客員教授の上野邦一・奈良女子大学名誉教授が総合司会・コーディネーターを務めたシンポジウムでは、奈良文化財研究所の小澤毅氏、寺崎保広・奈良大学教授(日本古代史)、竹中大工道具館(神戸市)の植村昌子さん、イラストレーターの早川和子さんが講演。考古学や大工道具・復元イラストなど、さまざまな分野から奈良時代をしのぶ講師の話に聴衆は興味深そうに聞き入っていました。

各分野の専門家が最新の研究成果・エピソードを披露

 小澤氏(演題: 「大極殿の移築は、どのようにして分かったのか」)は、『続日本紀』の「740年に平城宮の大極殿と回廊が恭仁宮に移建された」との記述に基づき、「平城宮大極殿の遺構は恭仁宮大極殿と合致するのか」「藤原宮大極殿との比較」などについて最新の研究成果を報告。寺崎教授(演題: 「木簡の解読から見えてきたもの」)は、平城宮から出土した木簡によって当時の役人の勤務状況などが推察できることを実例を挙げて解説しました。

 また、植村さん(演題: 「平城宮の建物を建てた道具」)は、大極殿や寺院に残された木材の削り跡などを写真で示し、大工道具の変遷や建築技術の発展を紹介。奈良時代の復元イラストを数多く描いている早川さんは、「当時の人たちの心境や動植物にまで思いを馳せることで具体的なイメージがつかめるようになった」と創作活動に関するエピソードを披露しました。
 講演には、放送大学奈良学習センターの学生をはじめ、他の学習センターの学生・市民ら幅広い年齢層が参加し、活発な質疑応答も交わされました。

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