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グルメ

2013年12月4日

尊敬する祖父の想いを受け継いで・・・ 畝傍の郷に奈良漬の歴史、再び

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奈良県橿原市久米町
大和物産館 総本舗増田屋

畝傍の地で受け継がれた伝統の味と地元愛を再び

 奈良県橿原市久米町・・・初代天皇である神武天皇の宮があったとされるこの畝傍の地は、橿原神宮で知られています。しかし、実はここには、もう一つ、この地を愛し奈良漬の歴史を綴ってきた男がいるのです。それが、500年以上続く名家の主・増田惣作氏。代々この地に生まれ育ち、この土地とともに生きてきた惣作氏は、橿原神宮創建にも尽力され、参道を盛り上げるために大和物産館を創業されました。当時、地元住民はもちろん遠方より訪れる参拝客をも魅了したであろうこだわりの奈良漬を、今再び、盛り上げようと立ち上がったのが、惣作氏の孫にあたる増田善紀さんでした。

国産原料・上質な酒粕・手間を惜しまない漬け替え
誰もがおいしく食べられる奈良漬を目指して・・・

 「最近は奈良の人でも奈良漬を食べない方が増えてきました。実は僕もあの酒臭さが苦手だったんです」 そうおっしゃる善紀さんが、大和物産館の歴史を再び動かそうと思ったのは、尊敬するおじい様のこの土地への熱き想いを受け継ぎたかったからだとおっしゃいます。老舗で経験を積み、全国津々浦々のお店や名品を研究、善紀さんの再創業への意欲は並々ならぬものでした。
 その結果生まれたのが、契約農家で栽培されこだわり抜いた野菜と全国有名酒蔵の上等な酒粕だけを使用し、塩漬けから酒粕漬け段階まで、丹念に約7回の「漬け替え」作業を行って作られる、優しい甘さ・シャキシャキの食感・深い後味が絶妙な奈良漬なのです。
 「代々受け継がれた製法と独自で考え出した製法を融合させ、誰もがおいしく食べられる奈良漬を目指しました。素材は信頼できる国産品に限り、昔ながらの粗い酒粕ではなくきめ細かな酒粕を使うことで酒粕まで食べられる奈良漬に仕上がりました」。そのこだわりが、「奈良漬が苦手」という方や若い世代、お子様にも愛される秘訣なのでしょう。
 「奈良は商売下手で、京都や大阪の影に隠れがち。でも奈良にはおいしいものがたくさん眠っています。それらを発掘して広めることで、尊敬する祖父のように地域復興・貢献にもなればいいなと思っています」と善紀さん。伝統と地元愛、尊敬が新たな火を灯した「大和物産館 総本舗増田屋」の奈良漬。お歳暮やお土産にもお勧めです。

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