女を楽しくするニュースサイト「ウーマンライフ WEB 版」

  • facebook
  • twitter
  • line
  • rss

トピックス

2013年12月2日

仕事の醍醐味、味わってます 和泉市立幸小学校 起業家教育

Pocket
LINEで送る

新・キャンパス訪問
和泉市立幸小学校

企画・制作・販売から人事・資金調達まで
全行程を児童が行い「働く大切さ」学ぶ

 近年、働く意欲の低い若者が増え社会問題になっていますが、和泉市立幸小学校では5年生の児童を対象に、ちょっとおもしろい授業を行っています。
 その名も「起業家教育」。和泉市の地場産品である「 人造真珠(愛称・I Pearl) 」を使用した加工品を作り、市内で販売するというもの。同校の担当教諭によると「小さい時から働く意欲を持ってもらおうと、平成18年から始めました。9月・10月頃から2月くらいまで行います」。
 授業とはいえ、行う内容は一般企業とほぼ同じ。市場調査、ニーズを掴んだ商品の企画立案、教師や保護者・市の職員たちを相手に行う商品評価会(プレゼンテーション)、I Pearlを購入するための資金調達、人造真珠製造業者とのやりとり、商品の製造・販売、販売後の売上管理、それら仕事に携わる役割分担を決める人事に至るまで、教師のアドバイスを受けながら、すべて児童たちが行います。「商品評価会で評価が上位だったものが選ばれ、商品化されます。選ばれずにガクッとくる児童もいますが、会社として、全体で力を入れていこうと伝えています。『作りたいモノ』ではなく『お客さんが買いたいと思うモノ・購入するモノ』を作ることが大切ですから」。
 また、接客時はもちろん、業者とのやりとりや資金調達の際には、挨拶や言葉遣い、態度なども重要。「(例えば)資金調達は1口500円で、いわば株主を捜すわけです。保護者や教師にお願いしますが『お金貸して』ではダメ。誠意をもった応対をしなくてはなりません。普段の授業でも(言葉遣いなど)伝えていますが、半年間で世間や社会を知り、それまで以上にしっかりと挨拶などができるようになります」。(次ページに続く
 以前はタオルやガラスなどを商材として使用した年もあります

Pocket
LINEで送る