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2013年12月18日

奈良時代からの伝統を今に受け継ぐ正統派蜻蛉玉 学業成就・厄よけのお守りとしても人気

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山月工房 和泉蜻蛉玉

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 「(私は)基本的に職人です。1個目から1万個目まで、同じものを作らなければなりません」。確かに、同工房のショップには大小様々な和泉蜻蛉玉が並びますが、形は美しい曲線を描く均等のとれた丸。大きさもサイズにあわせ、バラツキがありません。「蜻蛉玉で一番難しいのは無地なんです。丸の形にごまかしが利きませんから」。その無地の蜻蛉玉鮮やかな紅色の蜻蛉玉は、観るものを吸い込むような美しさがあります。
 「本来、蜻蛉玉は着物などを引き立てるもの。ですから、私たちの蜻蛉玉は他の方の蜻蛉玉と違って、少し控えめなんです」。形はもちろん、色合いも鮮やかな和泉蜻蛉玉ですが、初めて手に取ったという40代女性に話を聞くと「『これがガラスでできてるの?』と思ってしまうくらいに綺麗なんだけど、(他のアクセサリーと違い)どの服にも合いそう! これはすごいですね」と驚きを隠せませんでした。

 「蜻蛉玉には、古くから装飾としてだけではなくお守りとしての要素もあったようです。母から娘へ、孫へと代々引き継がれたりもしていましたし、簪(かんざし)に蜻蛉玉が使われていることがありますが、そういった(お守りとしての)意味合いもあったようです」。
 同工房でも、厄よけとして七色の和泉蜻蛉玉を製作。また、東京・大光明寺の青龍弁才天を復刻する際に依頼され製作した宝冠ガラス玉と同じ色彩の蜻蛉玉に、微細模様を施した和泉蜻蛉玉も作っており「(こちらは)弁才天様にあやかって学業成就・合格祈願のお守りとして製作しています。何かを成し遂げたい人に使って頂ければ、嬉しいですね」。
 伝統を受け継ぐ気概、身につけた人に対する思い。多くの『心』がこもった和泉蜻蛉玉。新年に向け、自分自身や大事な人への贈り物に、手にされてみてはいかがでしょうか。
江戸時代に模刻されたお前立ち像の復刻

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控えめでありながら、様々な色合いで鮮やか

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