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2014年1月13日

描くのが楽しい! 観る人にも楽しんでほしい! 画家・上田恵美さん

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年末年始インタビュー特集 「2014年 輝く人」
画家・上田恵美さん

四角が書けたから、絵の世界へ
観るものを魅了する独特のセンス

 様々な色に彩られた四角。独特な統一感と変化で、思わず見入ってしまう作風昨年、枚方市の御殿山生涯学習美術センターで個展「EMIの色のシャワーを浴びにきて!」も開催した画家・上田恵美さん。「(小学生の時に)四角が書けたから(絵を描き始めた)。絵を描くの、楽しい。色塗り、楽しい」。
 恵美さんはダウン症候群を患っていますが、小学生の頃、ジグソーパズルに熱中。恵美さんのお母さんによれば「小学校1年生くらいからやっていました。4年生の時にはパズルを裏側にして、白い状態でやっていました」。
 恵美さんが中学時代から通う「こどもアトリエ塔本」の主催者で画家の塔本賢一さんも「面を詰めていく作業。ここが彼女の作品の良いところですね」。また、賢一さんの妻で画家の塔本ひろこさんも「四角の周りに余白を残したり、余白部分を黒くしたりと、年代によって少しずつ変化もありましたが(恵美さんの作風は)本人のセンスですね」。

 普段は障害者が通う作業所で仕事に従事している恵美さん。周囲に気を使う性格で、自分の仕事が終わった後でも、仲間の仕事を手伝うのだとか。そんな恵美さんにとって、絵を描くことは息抜きにもなっているようで「テレビを見ながら描いたりもしています。リラックスできる時間であり、本人のすべてなんですね。旅行中でも紙と画材を持っていきます」(お母さん)。「どこか出かけても、描いてる時、楽しい」(恵美さん)。
 今年、恵美さんは同アトリエのグループ展で出展予定。「彼女の作品がないと、始まらないですよ」(塔本ひろこさん)。では、作品を観る方に、伝えたいことは何ですか?
 「作品をご覧頂いた方からは『根気がある』と驚かれます。また『明るくて、楽しくなる』といった声も頂戴します。作品を観て、気持ちが明るくなって下さったら、嬉しいですね」(お母さん)。「楽しんでほしい! (これからも)四角塗り、このまましていきたい!」(恵美さん)
恵美さんの「恵」は旧漢字ですが、パソコンの環境により読めないこともあり、「恵」を使用しています

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