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アニマルハート

2014年3月4日

「パンダみたい!」「見慣れない、あの鳥は何?」 大阪城の外壕に今冬18年ぶりに珍鳥・ミコアイサが飛来!

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日本野鳥の会大阪支部

オスだけの異名、その名も「パンダガモ」

 さまざまな渡り鳥がやって来る大阪城の北外壕で、この冬、見慣れない一羽の鳥が話題になりました。白と黒の羽毛に、目の周りの黒い模様は、まるでパンダのよう。壕で数日間過ごした後、どこかに飛んで行ってしまったようですが、この鳥の正体は何? 大阪府内で野鳥の観察や保護に取り組んでいる「日本野鳥の会大阪支部」に取材しました。
 野鳥の名前は、「ミコアイサ」。カモ科の仲間で、ユーラシア大陸に広く分布し、冬鳥として越冬のため九州より北の日本各地に飛来します。
 白と黒の羽毛はオスだけで、「ミコ」の名は、巫女の白装束に由来するといわれています。また、目の周りの模様から「パンダガモ」とも呼ばれています。
 大阪城の壕で観察されたのは、1月17日(金)の前後、2~3日間。きれいな淡水を好むミコアイサの飛来は非常に珍しく、「日本野鳥の会大阪支部」(以下・大阪支部)によると、オスが確認されたのは1996(平成9)年2月以来、18年ぶりだそうです。

近畿で毎年越冬 再びお壕にやって来るかも…

 ミコアイサは数こそ多くないものの、大阪府内や兵庫県伊丹市の昆陽池でも毎年観察され、「今後も大阪城の壕にやって来る可能性がないとはいえない」(大阪支部)。ただ、気をつけなければならないのは、ミコアイサの習性で、非常に警戒心が強く、たくさんの人が集まったり、騒がしかったりするとすぐに逃げてしまい、二度とやって来こなくなるかもしれません。
 大阪のシンボルである大阪城の堀に、久しぶりに姿を見せたミコアイサ。再び飛来し、安心して冬が越せるよう、静かに根気よく待ち続けたいですね。

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