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2014年3月17日

「あなたが住みたくなる街特集~宇治市編~」vol.2 美しい川の風景をまもりそだてるために

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公益社団法人宇治市観光協会

「あなたが住みたくなる街特集~宇治市編~」vol.2

 “世界最古の長編小説”といわれる源氏物語の舞台であり、宇治上神社と平等院が世界文化遺産に登録されている歴史のまち・京都府宇治市。宇治茶の郷としても知られる同市は、観光するのにも生活するのにも魅力がいっぱい。京都府南部のすてきな街をご紹介するシリーズ「あなたが住みたくなる街特集」、その第1弾は宇治市をご紹介します。

「宇治川サクラプロジェクト」実施中

 宇治市観光協会は、国土交通省・京都府・宇治市と連携し、平成25年度から平成26年度にかけて宇治橋上流の宇治川両岸でサクラの植樹を行っています。同協会は、「サクラを市民の皆様とともに植樹し、守り育てることを通じて、宇治川と宇治の街のあるべき将来像を考えていきたい」としています。
 宇治橋上流の塔の島地区は、昭和50年代に実施された河川改修路事業によって景観が一変しました。改修の結果として造られた直線的な護岸や、川の水面から大きくせり上がった島の形状は、景観的にも環境的にも長年にわたって築きあげられてきた人や街と川の関係を変化させ、源氏物語に描かれた風景のイメージは、その面影すら感じることができないような状況になってしまいました。
 一方、ユネスコの世界遺産に登録された平等院や宇治上神社をはじめ、市内の茶園や街並み・宇治橋から上流の宇治川を含めた景観は、平成21年2月に都市域としては初めて国の重要文化的景観に指定されました。
 現在、流域では淀川水系と宇治市内の治水を目的として河床掘削を含めた宇治川塔の島地区の河川整備事業が進められており、同協会は、今回の河川整備事業を景観を再生させるための千載一遇の好機であるととらえ、護岸の形状や親水性の確保などを含め、事業のあり方についてさまざまな要望と提言を行うとともに、「宇治川サクラプロジェクト」に取り組んでいます。

宇治川周辺の環境に適したサクラを長く楽しもう

 植樹に用いられている桜は、エドヒガンザクラ、オオシマザクラ、ヤマザクラなど、日本固有のサクラの原種に近いもの。サクラの定番といえばソメイヨシノが挙げられますが、ソメイヨシノは江戸時代末期に人工的に交配された種であることや、宇治川周辺の環境に適さないため現状では生育不良となっていることから、これらの品種が選ばれました。
 また、開花期が少しずつことなる種を植樹することによって、少しでも長い期間、花を楽しめるよう配慮されています。
 宇治市観光協会は、「宇治川サクラプロジェクト」の寄付金を募集中。詳細は、同協会までお問い合わせください。

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