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トピックス

2014年10月31日

ウーマンライフ新聞社 創立20周年記念講演会 「成人女性の日常を変えてしまう 乳がんについて」

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ウーマンライフ新聞社

寝屋川生野病院乳腺外科部長・中嶋啓雄氏を迎え、
乳がん検診・治療などをわかりやすく紹介。
乳がんについての心構えも

 10月23日(木)、大阪市中央公会堂(中集会室)にて、ウーマンライフ新聞社創立20周年記念講演会「成人女性の日常を変えてしまう 乳がんについて」(主催・ウーマンライフ新聞社/後援・大阪市/協力・社会医療法人 弘道会 寝屋川生野病院)を開催。大阪を中心に関西一円から多くの方々にご参加頂きました。ありがとうございました。
 講師として壇上にあがった寝屋川生野病院乳腺外科部長で医学博士の中嶋啓雄先生は「乳がんになってしまう人を減らしたい」とした上で、乳がん罹患者はここ20年で2倍以上に増えて8万人に達していること、早期発見(がんが2mm以下)の場合には発見後の10年生存率が高いこと、乳がんにもタイプがあり治療法が異なってくることなどをわかりやすく、笑いも交えながら参加者に解説。「乳がんは30代から増え、40代から65歳頃までに発症する人が多く、死亡率は55歳から65歳がピークです。早期発見していれば、年間に5000人程度の人たちは命を落とさずに済むと考えられます。乳がんを早期に見つけだし、亡くなる人を減らす。これが乳がん検診の目的です」と早期発見の重要性を語りました。

 また、しこりがある・乳首から赤い体液が出た・片方の乳房だけただれている・乳房にえくぼのような凹みがあるなどの場合には、外科や産婦人科などではなく、乳腺外科などの専門医を受診するように説明し、検診や治療を受ける際には「正確な診断、最適な治療、そして自分を元気にしてくれる、時には叱ってくれるような先生を選ぶこと。看護士や技師などとしっかり連携している病院選びが大切」「病院任せにせず、自分の乳がんの種類、それに応じた薬剤や治療法くらいは知っておくこと」「(もし発症したら)まずは落ち着き、覚悟を持つこと。過剰な期待も過剰な心配もせず、今生きている奇跡に感謝すること」といった、乳がんに対する心構えも伝えられました。
 講演会終了後のディスカッションでは、乳がん検診や治療に関する質問だけではなく、乳がんを罹患している参加者自身の診断についての疑問、代替医療についての考え方など、活発な質疑応答が繰り広げられ、終了後、参加者からは『検診ではマンモグラフィだけではなく超音波も受けた方がいいと初めて知りました』『話がわかりやすく、治療の方法などよく理解できました』『信頼できる医師を捜し、わからないことは患者自身が質問することが重要なのですね』『メンタル面での言葉に感動!』『不安だった気持ちが救われました』などの言葉が寄せられました。


罹患(りかん)…病気にかかること

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