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グルメ

2014年11月7日

〈2〉ボジョレー・ヌーボーの選び方

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奈良ホテル チーフソムリエ神崎氏に聞く 

たくさんあって迷います。どのようなものを選んだらいいのでしょうか

 フランスのワイン法により品質は厳しくチェックされ、相応の規格を満たしたものだけが出荷されているので安心です。価格は幅広いですが、主流は1000円~3000円くらいですね。近年はペットボトルや紙パックのものまで発売されていますが、品質には問題はないとされています。ボジョレーヌーボーはそもそも、瓶で熟成させるワインではなく、今年の新種の出来をいち早く試飲しようというものですからね。
 「ビオ」(ビオロジック・ワイン)といって有機農法で栽培したものや、実を間引いて1本の木に実らせる房を制限して味を凝縮させたものなど、手間暇がかかるものはその分価格に反映されます。ボジョレーヌーボーの後に「ヴィラージュ」と書いてあるのは「昔からの畑のもの」という意味ですから、老舗のワインというわけです。

気軽に味わえるボジョレー・ヌーボー

 「ボジョレー・ヌーボー」自体の歴史はそんなに古いものではありません。本格的な輸出が始まったのは1968年からで、日本に輸入されたのは76年です。時差の関係で日本が先進国の中でもっとも早く解禁日を迎えることや、新しもの好きの国民気質に合って人気に火が付き、80年代のバブル期にはワインが届く成田空港はお祭り騒ぎとなるほどに。97年頃からは赤ワインのポリフェノールが健康に良いと言われ、ワインブームによって人気が再熱しました。

 近年では以前のような騒ぎは落ち着きましたが、コンビニエンスストアでも1000円以下で流通するほど普及し、より気軽に楽しめるようになりました。価格の違うものを買い揃えて、飲み比べて楽しんでみてはいかがでしょうか。

 イタリアのヌーボーも11月ですし、10月下旬から11月初旬にかけては国産ヌーボーも多数発売されます。南半球のオーストラリアのヌーボーは季節が逆で4月に発売されます。あまり知られていないと思うのですが、空輸されるボジョレーヌーボーと同じワインが、1月頃、船便で届きます。味わいは少し変わりますが価格は安くなりますからお得ですよ。

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