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アニマルハート

2011年10月3日

「赤とんぼ」

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作詞 三木露風
作曲 山田耕筰

母への想い、せつせつと   「日本の歌」1位に

今回の主人公は「赤とんぼ」です。固有名詞はありませんが、日本でおそらく知らない人はいない歌の主人公です。
この歌は1989年NHKが募集した「日本の歌 ふるさとの歌」1位に選ばれました。全国からの応募は65万通を超えました。
三木露風は兵庫県の城下町、竜野市生まれ。赤とんぼの詩は1921年(大正10年)作者32歳のとき。母が離婚したとき彼は5歳でした。お母さんは川の上流の方に歩いて行ったと聞かされていた彼は、ときどき川辺にたたずんで母親が去った方向をみていたそうです。
山田耕筰も母親への深い愛情がありました。17歳の多感なときに母を亡くしています。周囲の反対を知りながらあえて音楽の道に進ませてくれた母親は、彼の精神の支柱であり、留学先でくじけそうになったとき、支えてくれたのは母の思い出でした。
歌詞・メロディともに、哀切ななつかしさが「赤とんぼ」の基調をなしています。それは万人が胸にたたえている母親への思慕が、心のふるさとへの思いをかきたてるのではないでしょうか。
赤とんぼの季節になりましたね。歌ってみませんか。

夕焼け小焼けの赤とんぼ
 負われて見たのは いつの日か
山の畑の桑の実を小籠に
 摘んだはまぼろしか

十五でねえやは嫁に行き
 お里のたよりも絶えはてた
夕焼け小焼けの赤とんぼ
 とまっているよ竿の先

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