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アニマルハート

2011年10月10日

映画「ベイブ」

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1995年 アメリカ

大人も子供もきっと感動する

性格がやさしく疑うことを知らず、素直でなにをするにも一生懸命なのがベイブ。人間にもこういう人がいる。そんな人は何かのときはバシッと厳しい態度をみせないと、際限なくつけこんでくる、図々しくていじわるなやつのえじきになってしまう。ベイブもそれで苦労するが、ネコやアヒルになめられているベイブが理解力にすぐれ、聡明であると見抜いた老牧場主は、なんと牧羊犬のコンテストに出場させる。
脇役がしぶい。ベイブを陰になり日なたになり、母親代わりにかばってやるのが牧羊犬のフライ。フライにも悩みはある。パートナーのレックスが災害で聴力を失ってから閉じこもり、ベイブにも邪険にあたるのだ。ベイブが羊殺しの濡れ衣を着せられたり病気になったり、起伏にとむプロセスのあと、いよいよ場面はコンテストの会場へ。  どの羊も子豚のいうことなどきかない。立ち往生するベイブ。つかつかと羊たちに近づいたのはレックスだった。レックスはいつしか、失敗しても、だまされても笑われても、くじけず、やさしい心を失わないベイブのひたむきな生き方に心を開いていた。羊一族に伝わる秘密の呪文を聞き出したレックスはベイブに教える。   結末は予想通りの大団円であっても、大人も子供もきっと感動する。無口で特に台詞のない老牧場主を演じるJ・クロムウェルは、この作品でアカデミー助演男優賞候補に。「助演」に推薦したアメリカ映画人のセンスとユーモアがまたいい。 

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