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コラム

2015年10月31日

大東市の国登録有形文化財「辻本家住宅」
庄屋を務めた旧家で江戸時代にタイムスリップ

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1834年から続く旧家「辻本家住宅」
大東市の歴史文化財として11月8日(日)特別公開 

「辻本家住宅」とは何ぞや?大東市から届いた内覧会のお知らせに戸惑った。

平成27年8月に大東市内の建築物として初めて国登録有形文化財に登録されたと説明されている。

「おおっ、これはぜひ見学したい」と、取材へ出かけた。

 

JR住道から、北へ向かってテクテク。大東市の北西部、門真市にほど近いエリアに位置する御領。

古くから水郷地帯と聞いた通り、水路が印象深い街並、この水路を巡る、田舟も、今回復元され乗船体験も実施されていると言う。

 

古い日本の風景を美しく残したエリアを歩いて行くと、一目でそれと分かる古い門構えの格式あるお屋敷が現れた。辻本家は、江戸時代に御領村の庄屋を務めた旧家で、今も現存している。もちろん辻本家の方が暮らしており、現在の当主は17代目。

181年続くこのお屋敷を、ご当主の辻本賢徳氏が平成24年~25年にかrけて改修工事をし、主屋北側を建築当初の形式に復元したという。ちなみに南側は家族の住みやすい間取りに改変したとのこと。今回は、この復元した部分を見学させて頂いた。

 

まず、玄関の引き戸を開けると、広々とした土間。目の前には牛梁という立派な梁が堂々と渡されているが、これは江戸時代のものを残し、痛みの激しい部分は接ぎ木をして使用しているのだとか。古いものを上手くいかす技術の高さには、驚かされる。

 

右手には、広敷と呼ばれる板張りの間に、いろりが作られていて、復元ときいたが、現代でもとり入れたいオシャレな間取りだ。奥座敷の障子はガラス障子で、江戸時代のものをそのまま使っているといい、江戸時代ににガラス障子があったなんて、かなり高価だったに違いない。

玄関の隣りには、式台と呼ばれる、上層農家だけに認められた、身分の高い客人用の玄関が構えられ、時代劇を彷彿とさせる。

 

こんなに古くて立派なお屋敷に住む人はさぞ気をつかうだろうと思いきや、五当主は子供の頃から、友達と走り回って遊んでいたのだとか。生まれた家だから当然と言えば当然ですが…。

 

今回の改修に当たり、100年は保つようにしたと言われ、100年後にもこのお屋敷で、何代目かの当主家族がこのお屋敷でくらす姿を想像して不思議な気持ちになった。

 

 

 

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