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コラム

2011年8月1日

「アート」な精神で夢の家づくり

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株式会社アート建設 代表取締役
井羅 芳明社長

愛着のある家を再生 住み慣れた家は心のふるさと

「アート建設」という社名に井羅社長の創業の思いがこもっている。当時最も多かった顧客の苦情が「細かい部分の仕事がおろそかになっている」だった。建築とはこんなものだと思われていた部分を「それじゃいかん。もっとお客様に喜んでもらえる方法があるはず」その気持ちを「アート」と名付けた。「だれしも住みなれた家に愛着があります。たとえ古くなっても、愛着ある家を住みやすくしていくことにやりがいを感じます」

井羅社長は苦労人だ。一代で築き上げた道には紆余曲折を経た経験があった。島根県出雲から就職列車でふるさとを離れ、名古屋で建築関係の仕事に入る。国が定めたインテリアプランナーの一期生。得意でもなかったパースの描き方に2年間苦労した。会社設立は平成8年8月9日。バブルがはじけたあとだった。待っていたら仕事が入ってくる時代ではなくなった。営業に走り回った。それでも「待ち」の姿勢の同業者はいた。
「待っとって仕事がくるか。まわらんかッ」物静かに見える井羅社長がドンと机を叩いた。このときの「勢いは今でもあります」。いち早く産業廃棄物処理業の資格を取り、リフォームだけにおさまらない多方面の仕事も受けている。

環境への取り組みは早かった。産業廃棄物処理業の資格を取得し、燃やすしかなかった廃棄物を「今は90%再生できる時代になりました」
会社を興してからこれまで、「本当に様々なことがあった」という社長。「決してよいことばかりではありませんでしたが、素直で真面目な社員たちに恵まれ、ここまで続けてこられたことが何よりうれしいですね。地域で喜んでもらえる仕事ができること。それが結局は成功につながると思います。地元でコツコツ信頼を得ていくことが根本なのです」

夢を語ってもらおう。
「住み慣れた家は心のふるさとです。家族の歴史が刻まれている。東日本大震災でも、みな愛着のある家を離れたくない。どんな古い家もリフォームで甦ります。最近人気の古民家なども、古いゆえに今からみると不便な生活を強いられる構造であることも多く、そこで暮らしている高齢者の方の姿を見ると胸が痛みます。バリアフリーも三世代同居できる家も可能です。その家で泣いたり笑ったりしながら情緒豊かな人になる、そんなお手伝いをすることが夢です」

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