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コラム

2011年10月8日

シニア野菜マイスターとして「食と美」を提案

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シニア野菜マイスター
関 宏美さん

 野菜が大好きで「1日に1キロは食べるんじゃないかしら」と笑う関宏美さん。中でも香り豊かで焼いても蒸しても煮てもよし、どんな料理でも活躍する名脇役の玉ネギが大好きで「自身もそんな人になりたい」と願っている。フランスでの取材旅行から昨日帰国したばかり。小柄で美しく、周囲をパッと明るくする華やかな女性だ。

野菜ソムリエを目指したきっかけは、最愛の母への想いから

野菜ソムリエを目指すようになった元々のきっかけはお母様の肌のトラブルから。元気で明るかった最愛の母親が、顔にアザができたことで人目を避けて引きこもるように。一緒に嘆き悲しんでいた頃、当時はまだあまり知られていなかった「メディカルメイク」の存在を知った。火傷や傷、生まれつき顔にハンデを負った人が、自信を取り戻すためのメイク術だ。週末ごとに2年間、東京の養成学校へ通い、技術を身につけた。その時の学生仲間とともに社会のために役立ちたいと老人ホームや障がい者支援センターで始めたメイクボランティアは、10年も続いている。取材日の午前中も老人ホームで94歳のおばあさんにメイクを施してきたという。口紅を塗ると少女のように微笑み、姿勢も伸びる。
「いくつになっても女性は女性。女性にとって“美”はキレイになるだけでなく、生きるための原動力になっている」と活動を通じて実感した。
メイクは外側から施す美。アウターからの美に関わるうちに、内側からの輝きの大切さに気がついた。内からの健康美=インナービューティーを伝えたい。「野菜ソムリエ」という資格を知り「その人がその人らしく輝くお手伝いを、内面からもできるのではないか」と勉強を始めた。
ジュニア野菜ソムリエを取得後、地元公民館で講演の依頼が舞い込んだ。「高い化粧品を揃えなくても、日々の野菜の摂り方で美しくなれる」と説明すると驚きの声があがった。そこで「この知識は人の役に立つ、潜在的なニーズがある」と確信し、上級の野菜ソムリエ、シニア野菜ソムリエ(有資格者中の約3%)を目指して勉強を続けた。シニアの資格を取得したのは、関西方面では関さんが初めてだったという。以後、野菜ソムリエとしての活動の場が広がっている。

メディカルメイクやシンガーとしての個性をプラスに

18歳の頃、東京で歌手デビューの話もあったといい、今でもシンガーとしての一面も持つ。野菜ソムリエとして本格的に活動が始まると、歌にメイクと様々な顔を持つ自分は一体なんだろうと悩むこともあった。しかし、根底にある想いは「人のお役に立ちたい、その人がその人らしく健康で笑顔でいられるお手伝いをしたい」。メイクや音楽という自分の個性は「見て聞いて、五感で感じて笑顔になってもらうための、よりわかりやすく伝えるためのツール」だと考えるとすんなり納得した。

現在、ザ・リッツ・カールトン大阪や、北浜のルポンドシエルなど一流ホテルやレストランとタイアップし「食と美のコラボレーション」を開催中。雑誌・新聞への寄稿やテレビ出演も。ホームタウンの奈良では、あやめ池駅前に新しく出来た結婚式場「イリス ウォーターテラスあやめ池」やフレンチレストラン「ラ・テラス イリゼ」とのコラボレーションなどで活躍。薬膳アドバイザー、パーティースタイリスト、アボガド親善大使、食育活動と活躍の場は幅広い。
自身の講演会などにも使用する、学園前のサロン ド エステージは多くの人に輝く舞台をつくりたいとカルチャースクールとしても開放している。10/29日には年に2回の「収穫祭」を開催し、野菜の販売や料理を提供する。ぜひお越しくださいと人懐こい笑顔でお誘いしてくれた。

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