コラム
2016年3月4日
引っ越し・転居時の挨拶・マナー
~引っ越しの挨拶状・転居通知ハガキの書き方・文例~
引っ越しの挨拶状の出すタイミングは?

引っ越しをしたら、挨拶状、いわゆる「引っ越ししましたハガキ」の準備も必要です。引越しからできれば1ヶ月以内、なるべく2カ月以内には、転居通知のハガキを親戚や知人・友人に出しましょう。引っ越しのタイミングによっては、暑中見舞いや年賀状とかねて出してもいいです。ただし、間が空く場合は手抜きだと思われてしまいます。暑中見舞いや年賀状を当てにせず、早めに出す方が好印象でしょう。連絡を怠るとご縁が切れてしまうこともあります。引っ越し後は何かとバタバタしてしまいますが、くれぐれも出し忘れのないよう注意しましょう。
引っ越しの挨拶状・転居通知ハガキの書き方・文例
転居通知の冒頭には簡単な時候の挨拶を、最後には新しい住所や電話番号などを書きます。転居先の住所の読み方が難しい場合はフリガナも振ると親切です。訪問を願う親しい相手に出す場合は、目印になるところからの地図を入れておくのもいいでしょう。 直接挨拶に出向けなかった無礼に対するお詫びや、引っ越しの理由、新居での様子などを加えると丁寧です。
では例文です。
●フォーマルな間柄
拝啓
○○の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
下記住所に引越しましたので、お知らせいたします。
お近くにお出向きの際にはぜひお立ち寄りくださいますようお待ち申し上げております。
転居に伴い電話番号も代わりましたのでお知らせいたします。
今後とも変わらぬお付き合いのほど、宜しくお願いいたします。
敬具
●親しい間柄
拝啓
○○の季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
息子の小学校進学を機に、下記住所に引っ越しいたしました。
こちらは自然も豊かで、新しく飼い始めた犬と一緒に散歩を楽しんでいます。
引っ越し前はバタバタとして、ご挨拶に伺えず申し訳ございませんでした。
お近くにお越しの際にはぜひ我が家にもお立ち寄りください。
家族みんな、また○○さんにお会いできる日を楽しみにしています。
敬具
親しい間柄で、ぜひ遊びに来てほしいと言う場合は、「●●駅から徒歩5分」と交通機関を記したり、「●●神社のすぐそばです」など有名な観光名所に触れることで、訪れるきっかけを作りやすくなるでしょう。
これはあくまで例文です。相手のことを思いながら、感謝と新天地での決意を込めながら、文章をしたためてみましょう。くれぐれも出し忘れ・出し遅れのないよう、ご注意ください。
※引っ越しに際する挨拶や挨拶の品物などについては「引っ越しの挨拶・マナー ~いつ? どの範囲? 品物は? 一人暮らしの場合は?~」をご参考に。
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2022年6月28日
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