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2022年6月13日
梅雨時期の洗濯、部屋干しがニオう! ~簡単8つの臭い対策~
生乾きのニオイが… 知っておきたい、部屋干しのコツ

梅雨の時期は外に洗濯物が干せず、室内に…というお宅も多いのではないでしょうか? ブラブラとぶら下がるうっとうしさはもちろん、なんといってもあのニオイが不快! 最近は「部屋干し用洗剤」も出ていますが、それだけで「ニオイなし! 万全だ!」とは満足できない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
部屋や洗濯物が臭くならないようにするにはどうすればいいのか?
部屋干しがにおう原因と対策をご紹介します。
洗濯物を部屋干しすると、なぜ臭くなるの?

部屋干しのニオイは、洗濯で落としきれなかったたんぱく質や皮脂などの汚れが酸化したり、「モラクセラ菌」という雑菌が繁殖することが原因です。
洗濯物は洗い終わってから時間の経過とともに増えますが、特に雑菌が繁殖しやすいのは湿度が60%以上と高く、温度が20度から30度の状態です。まさに、梅雨シーズン!
雑菌が繁殖して臭いを発するまでの時間は平均5時間後とされていますが、
また、日光による殺菌効果が期待できないことも原因として考えられます。
このように、臭う=雑菌がいる、とわかると、「クサい!」だけでは済ませられない問題ですよね。
あなたの家の部屋干し、ニオってない? クサくなる行動チェック

何気なくやっていることが、臭いの原因を生んでいるかもしれません。普段の行動を振り返ってみましょう。
部屋干しをにおわせているのはあなたの行動かも!?
クサくなる行動チェック
□ランドリーボックスを使わず、汚れた服を洗濯機の中に入れている
□洗濯にお風呂の残り湯を使っている
□洗濯機の容量以上の分量の洗濯物を一度に洗っている
□洗剤を規定量以上に入れている
□洗濯後すぐには干さず、洗濯機に入れっぱなしにしている
□部屋干しの時、洗濯物をギューギューに詰めて干している
□雨に濡れて取り込んだ洗濯物をそのまま部屋干ししている
□部屋干しをする際、換気をしていない
□洗濯機を使っていない時、蓋を閉めっぱなしにしている。
いくつチェックがつきましたか?
これらは、汚れの酸化や雑菌の繁殖を促し、ニオイの原因を作る行為です。
「やってしまっていた!」と判明した行為は、すぐに改善しましょう。
部屋干しの洗濯物をニオわせない8つのポイント

どうしても部屋干しが増えるこの季節。どうすればニオわないのか、すぐにできるコツをご紹介します。
部屋干しの洗濯物がにおわないコツ
1. 汚れた服は、籐やメッシュ素材など通気性の良いランドリーボックスに入れる。
→湿気のある洗濯機の中に入れると雑菌が繁殖し、皮脂が酸化してニオイを発します。
2. 洗濯物をためこまず毎日洗う。
→晴れ間を待って放置している間に雑菌が繁殖し、皮脂が酸化してニオイを発します。
3. 洗濯洗剤は使用方法に定められた量を守る。
→多く入れすぎると溶けきれなかった洗剤の残りかすが衣類や洗濯機に付着し、雑菌やカビとなってニオイの原因になります。
☆この時期は粉を一度お湯で溶かしてから使ったり溶け残りしない液体タイプに変えるなどの工夫も有効です。
4 .洗濯機の容量を守る。
→定められた量以上の洗濯物を詰め込んで洗うと、汚れがきちんと落ちずニオイの原因になります。
5. 洗濯が終了したらすぐに干す。
→湿気がこもって密閉された洗濯機の中は雑菌が増えやすく、入れっぱなしにすることでニオイの原因が再び衣類についてしまいます。
6. 洗濯物は重ならないように干す。
→洗濯物は早く乾かすことが重要です。洗濯物同士がくっつかないように、できるだけ広いスペースに干しましょう。
7. 部屋干しする時はしっかり換気をする。
→換気扇を回したり、窓を2ヶ所以上開けて空気の通りを良くしましょう。
8. 洗濯機をキレイにする。
→洗濯機のゴミとりネットのゴミを取り除き、洗濯槽も3~6ヵ月に1回、専用の洗剤で掃除しましょう。
いずれも、ちょっとした心がけでできる簡単な対策です。
部屋干しの臭さは、「ニオイ」だけの問題じゃありません。「臭う=雑菌がいっぱい」という構図を知ると、対策せずにはいられませんよね。ぜひご参考に!
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