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2019年3月3日

ひな人形、いつ片付ける? 早く片付けないと婚期が遅れる? 

 

「ひな人形は早く片付けないと婚期が遅れる」と聞いたことはありませんか? ひな祭りが終わってその日にでも片付けるべきなのか、迷ったり焦ったりおびえている方も多いかもしれません。実際にはいつ片付けるのがいいのか。本当に遅れてはいけないのか。なぜそのように言われるようになったのか、ご紹介したいと思います。

いつまでに片付けるべき?

 

ひな祭りは33日ですが、「早く」と言われると3日中なのか4日なのか迷いますよね。でも、一般的には、ひな人形を片付けるのは、36日「啓蟄(けいちつ)の日」頃が良いと言われているんです。啓蟄とは、若葉が芽吹き虫が蠢き始めるとされる日で、雨水の次の節目に当たります。33日から3日後…大急ぎのイメージだった方には少し余裕があると感じる方も多いかもしれませんが、実際にはちょっと慌ただしいですよね。

 

無理な方は、遅くとも3月中旬頃までに片付けるのが良いようです。また、「天気の良い日」を選んでゆっくりと片付けるのを良しとする考え方もあります。

 

気になるようであれば、内裏ひなを後ろ向きにしておくのもいいでしょう。地域によっては、これによりお内裏様とお雛様は「眠った」「帰った」と解釈するそうです。

「婚期が遅れる」って本当?

それにしても、なぜ「早く片付けろ」と言われるようになったんでしょう。

 

そもそもひな人形は、女の子の厄を引き受ける役目を担っています。出しっぱなしにしておくとその厄がまた女の子に戻ってくると考えられたため、できるだけ早く片付けてしまった方が良いとされているのです。

 

また、いつまでも出しっ放しにせずきちんと片付けさせる、というしつけの意味もあります。「片付けもできないようではお嫁に行けない」ということから「ひな人形を早く片付けないと婚期が遅れる」というのが通説になったと言われています。

 

さらに「早く片付ける」=「早く嫁に行く」という意味も込められていたそうです。

重要なのは「早く」よりも天気と扱い方

 

というわけで、「早く片付けないと婚期が遅れる」ということはありません。「早く片付けねば!」と焦る気持ちはあるでしょうが、デリケートな人形だけに、カビが生えないよう天気が良く乾燥した日に、丁寧に扱い片付けるようにしましょう。

 

羽根バタキや細筆で細部までやさしくほこりを払います。人形の頭や手足に直接手を触れるとシミがつくことがあるので布手ぶくろをはめて扱いましょう。頭や手足は柔らかい白紙でやさしく包むように。防虫剤は直接触れないように入れましょう。極度な乾燥や多湿の場所を避け、納戸や押し入れでは上段の高い場所での保管がカビ予防にお薦めです。

 

大切なひな人形、きちんとしまって長く愛用してあげましょう。