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2019年4月15日
突然の睡魔! 居眠り運転は危険! 今すぐ使える「眠気覚まし法」とは?
居眠り運転は危険! 運転中や仕事中、睡魔に襲われた時の対処法は?
睡魔は突然やってきます。「寝たらダメ!」と頭ではわかっていても、まぶたは重く下がってきて、意識はボ~ッと遠のいていく…。拭ってもぬぐっても襲ってくる眠気に悩まされたことはありませんか? 仕事中は「さぼり」で済みますが(それもダメですが…)、運転中の居眠りは命に係わる事故を起こしかねません。そこで、「今すぐ解消したい!」という時に使える対処法をご紹介します。

〇耳を引っ張る
両手でそれぞれ両側の耳たぶを持ち、下にゆっくり3秒引っ張って手を放します。これを4~5回繰り返しましょう。さらに、耳全体をもんだり、上下・左右・斜めに引っ張りましょう。耳はツボの宝庫。ツボが刺激されると体が温まり、活動モードに切り替わって眠気がさめやすくなります。
〇人と話す
人と会話をすると脳が働き、眠気が解消されます。独りで運転している時は、大声で歌ってみるのもいいかもしれませんね。
〇カフェインをとる
コーヒーや緑茶、ココア、エナジードリンクなどに含まれているカフェインは、脳にたまった睡眠物質の働きをブロックして脳を覚醒させ、眠気を払って集中力を高める作用が期待できます。ただし、カフェインの効果は摂取してから20~30分後に発揮されるそう。本格的な眠気に襲われる前に飲みましょう!
〇ガムを噛む
噛むという行為は、脳の血流を増加させ、覚醒させると言われています。神経伝達物質である「セロトニン」の分泌を促進する働きもあり、セロトニンの量が増えると神経細胞が活発になり、脳や体を覚醒させてくれます。カフェインを含むミント系のガムのほか、強い咀嚼を必要とするスルメやおしゃぶり昆布、種つき干し梅などもオススメです。
〇身体を冷やす
窓を開けて空気を入れ替えたり、冷房の設定を強めにしてみましょう。「冷たい」という刺激は、活動をつかさどる「交感神経」を活発にするため、目が覚めやすくなります。急激に冷やす方が効果的です。仕事中などの時は、冷水で顔を洗うのもオススメです。
〇ツボを押す
脳への直接的な刺激となるツボ押しは即効性があると言われています。イタ気持ちいいくらいの強さで数秒間押してみましょう。
・中衝(ちゅうしょう)=中指の爪の根元で、真ん中より少し人差し指側。
・合谷(ごうこく)=親指と人差し指の付け根が交差する、骨のくぼみ部分。
・労宮(ろうきゅう)=手のひらの真ん中。
・睛明(せいめい)=目頭のやや上、骨のカーブの裏側。
・天柱(てんちゅう)=後頭部の髪の生え際、「僧帽筋」のすぐ外側。
押しやすい箇所、気持ちいい箇所、効果を感じる場所を試してみてください。
〇1分間仮眠法
仕事中や、パーキングに車を止めた時に、1分間軽く目を閉じて、全身の力を抜きリラックスします。休むことに集中し、脳の疲労をとりましょう。
日頃から質のいい睡眠を心がけたうえで、緊急時には試してみてください。それでも眠気が収まらない時は、特に運転中は思い切ってパーキングに車を止め、仮眠をとるようにしましょう。居眠り運転にはくれぐれもご注意ください。
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