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特集「最高のビッチ」

2020年10月23日

特集「最高のビッチ13」② シャーリーズ・セロン1 
グリンゴ/最強の悪運男(上)(2020年 コメディ映画)

監督 ナッシュ・エドガードン

出演 デヴィッド・オイェロウォ/ジョエル・エドガートン/シャーリーズ・セロン/アマンダ・セイフライド

シネマ365日 No.3362

イケズの女上司 

特集「最高のビッチ13」

シャーリーズ・セロンは映画をプロデュースするとき「それ、面白い?」と必ず訊くらしい。本作には製作・出演で参加していますから「面白い」と判断したのでしょうね。豪華な出演陣の中で存在感を出す役作りを練り、作り上げたのが、主人公ハロルド(デヴィッド・オイェロウォ)をクソミソに扱う性悪の女上司エレーンでした。お話そのものより、エレーンと、彼女の共同経営者リチャード(ジョエル・エドガートン)の悪役ぶりが、サンドイッチの練り辛子のように効いていまして、この二人が登場するシーンとセリフでもっているようなものでした▼ハロルドの妻ボニーは朝暗いうちから「あなた、犬を散歩に連れて行って」とこづいて起こし、自分は暖かいベッドにのうのう。旦那は雪かきをして遠距離通勤でオフィスに。「ハロルド、また遅刻だな。君は時計をもっていないのか」と社長のリチャード(ジョエル・エドガートン)の嫌味が飛ぶ。彼が会議と称して会議室にいるのは、中でエレーンとのセックスしている時である。この二人の脳は下半身にある。会社が買収される噂を聞いたハロルドは心配になりリチャードにことの真偽を質そうとするが「君が職を求めて俺の会社に来た、俺は在庫管理部長という要職を与えた。俺を信じろ」なんて、答えにならぬ答えではぐらかされた。会計士からは「奥さんは君の人生を台無しにしている。ローン、賃料が高い事務所。彼女の客は一人。事務所はガレージでいい。君の会社が買収されたら君は文無しだ」と厳しい忠告を受けているにもかかわらず、妻に強いことが言えない。その妻はリチャードと不倫中であるから、公私にわたりどん底なのだ。そんな時、リチャードとエレーンの会話を録音したテープをたまたま聴き、自分がクビだと知った。善人は報われない。ハロルドはメキシコ出張を機に偽装誘拐を企み、雇ったチンピラに芝居させて、電話で身代金500万ドルをリチャードに要求した。「500万ドル? あの男にそんな価値が?」エレーンは冷たくきき返す。社員にかけている生命保険によって、ハロルドが死んだら500万ドルの保険が降りると知ったリチャードは、救出を頼んだ元傭兵ミッチに「構わん、殺してくれ」と心変わり、ハロルドはどん底に突き落とされる。ところがメキシコのマフィア、ブラックパンサーがリチャードの会社の開発した医療用大麻の管理倉庫を開けるために、ハロルドの指紋を狙っていた。ブラックパンサーの手下と格闘してからくも逃げ出したハロルドは、寝返ったミッチとブラックパンサーに追われ絶体絶命。危機を救ってくれたのが潜入捜査官エンジェルで、激しいカーチェイスのすえ、敵どもをやっつける。恩義に感じたハロルドは自分が集めたリチャードの犯罪の証拠の入ったメモリーを手渡して去った。さて、イケズで冷酷な性悪女エレーンはどう動いたか…。

 

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