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コラム

2021年1月9日

ウーマンライフ特別企画
スペシャルトークセッション Vol.2

介護と子育て支援に必要な「人財」を
町と連携を図りながら育てる時代へ

ウーマンライフ特別企画 Special talk session

 奈良県内で介護付有料老人ホーム、グループホーム、デイサービスなど高齢者福祉事業を展開するベルライフグループ。田原本町に2021年夏「ベルライフ田原本」が誕生します。

 

 そんなベルライフグループの代表取締役である大木良則さんと、森章浩・田原本町長、田原本町をはじめ奈良県内で複数の地域子育て支援拠点事業を運営されている、子育てすこやかサークルの理事長・峪口蔵人さんによるトークセッションが実現。

 

 行政と民間の視点から高齢者福祉と子育て支援の今後について、貴重な意見交換会の2回目をお届けします。

 

 

ウーマンライフ特別企画Special talk session Vol.1 はこちら

 

 

子育て世代の「労働力」を
上手に活用していくことが課題

ウーマンライフ特別企画 Special talk session
2021年夏、田原本町にオープン予定の
「ベルライフ田原本」のイメージパース

 峪口理事長:保育園に通われているお子さんの中には、介護関係でお勤めされている保護者の方も多いです。保育の現場も介護の現場と同じく人財が不足しています。フルタイムで働いているスタッフのうち、20~30代中頃の子育て中の層が薄くなっている状態です。

 

 大木社長:介護の仕事は難しいという先入観を持っている方も多いので、「ベルライフ田原本」では、仕事の内容がよくわかり興味を持っていただけるような、研修や勉強会を実施するなど工夫していきたいですね。介護と保育は今後ますますニーズが高まるのでこの職域の担い手を確保していきたいです。

 

 森町長:奈良県は専業主婦率が非常に高く、中でも田原本町は高い方です。しかし、専業主婦層の方は社会進出できる場さえあれば活躍できる、とても優秀な人材だと考えています。この労働力を上手く活用していくことが課題ですね。

高齢者介護と子育て支援が
充実した町に

ウーマンライフ特別企画 Special talk session
行事やイベントに参加して
笑顔がこぼれる入居者様

 峪口理事長:妊産婦さんや子育て中のお母さんは、育児のことだけではなく育児と仕事をどう両立させるのか、といった様々な悩みをお持ちです。ベルライフさんとはそんな子育ての悩みを介護の視点を踏まえたうえで、サポートする場や仕組みを一緒に作っていければと考えています。

 

 大木社長:「地域で支え合う」ということが今後のキーワードになっていくと思っています。地域に密着した事業所として、世代間交流に力をいれて地域住民の方に参加いただける仕組みを、峪口さんのような子育て支援事業者さんと田原本町と連携して取り組んでいければと思います。

 

 森町長:核家族化、少子化で世帯人数が減ってきているので、介護も子育ても家族だけでは行えなくなってきています。それを補完するのが子育ての場合、保育園など子育て支援事業です。

 また今後、田原本町では独居の高齢者の方が増えていく傾向です。そんな高齢者の方々には、できれば元気なうちから介護福祉事業所を利用していただきたい。介護福祉事業所に高齢者の孤独死などのセーフティネットになっていただきたいと思っています。ベルライフさんと子育てすこやかサークルさんのような事業者さんと連携を図りながら、世代を問わず暮らしやすい町にしていきたいですね。

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